学部・大学院

人間文化学部 人間文化学科:カリキュラム

4年間のカリキュラム

4つの専門領域から自分の興味に合わせた科目を自由に選択。3年次からは、より専門的な学びをゼミに所属して深めていきます。

日本語と日本文化領域

【学びの内容】
日本語のしくみや歴史を学び、古典から現代まで文学作品を味わいながら、日本文化全体の知識を深める領域です。日本の伝統文化や京都について「京都学」「日本年中行事論」を通して学び、古地図や資料を手にフィールドワークをおこないます。
【学びの事例】
● 話しことばと人の交流
● 日本語教育と国際交流
● 古典と日本の伝統文化
● 日本の近代文学とまんが
● 古都京都の祭礼と史蹟 など

多文化理解領域

【学びの内容】
アジア・中東・欧米と日本との国際交流の歴史および現状について、ことば、文学、文化遺産などをテーマとしながら考察する領域です。「国際関係論」「多文化理解」を通して、日本と世界を結び、さまざまな地域と交流するための国際的な視野を育成します。
【学びの事例】
● 地域社会と国際交流
● 漢字と多文化交流
● アラブと魔法の文化
● 日本と世界の比較文化
● 幽霊と妖怪の文化史   など

芸術と思想領域

【学びの内容】
音楽や美術などの芸術、哲学や宗教などの思想を学び、その成立過程を時代や地域の特徴と結びつけて考察します。「芸術への誘い」「西洋思想史」を通して、芸術や思想の奥深い背景を視野に入れた、幅広い総合的な理解力を育成する領域です。
【学びの事例】
● 音楽とヨーロッパの文化
● 美術と博物館展示
● 音楽と美術の鑑賞法
● 聖書が生んだ芸術
● キリスト教と文化    など

読書と情報の文化領域

【学びの内容】
文化の保存・継承という視点から、「現代出版事情」「インターネット社会論」を通して、メディアとしての本やインターネット、ツールとしての図書館や書店、コンピュータについて知識を身につけ、これらを活用する方法を開発する領域です。
【学びの事例】
● 子どもと読書の文化
● 出版文化と著作権
● 京都資料と町歩き
● ネット社会の文化
● メディアリテラシー    など

フレキシブル単位ゾーンとは

大学には、卒業のためにどの講義をどれだけ選択するか決まりがあります。その決まりを少し緩めて、教養科目や専門科目を選択する自由度を上げるしくみがフレキシブル単位ゾーンです。語学を中心に学んだり、他学科の講義、コンソーシアム京都の他大学の講義を選んだりすることもできます。

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主な開講科目

実践的かつ特色ある授業で「生きた学び」を体験できます。

スピーチの基礎

気持ちを伝えるためにはことばにしなければなりません。誰にでも必要な、話しことばの表現力を身につけるための入門の授業となります。アナウンサーなど将来の仕事に役立てようとする人は、さらに発展的な話しことばの科目につなげます。

ヨーロッパ文化論

ヨーロッパはさまざまな民族、伝統、文化が入り交じる多様性に富んだ地域です。その文化の特徴を、日欧文化交流の視点から学びます。各時代のヨーロッパの文化の状況を概観し、日本社会に受容された経緯を具体的な事例から考察します。

アラブ文学特講

日本人にとって、まだまだ異質の文化圏であるアラブ世界。この科目ではアラブ文学を通して、その世界の歴史・社会・政治・宗教の特徴を知り、アラブの人々の暮らしや考え方を学びます。授業では文学テキストの和訳を用います。


子どもの読書とメディア

現代の社会状況や文化的背景をふまえて、子どもの読書やメディアをめぐる諸問題や、文化における読書・メディアの位置づけを考察します。 児童文学やアニメを分析したり、子どもの携帯電話利用やインターネット利用について考えます。

ウェブデザイン演習

ウエブデザイン関連科目(ウエブデザインI・II、色彩デザイン論、ウエブプログラミング)で学んだ内容の集大成として、具体的なウエブサイトの制作に取り組み、学内ネットワークで公開します。企画から情報収集、デザイン、素材作成、コーディングまですべてをおこなうことで、確かな情報発信力を身につけます。

芸術への誘い

何を芸術の範疇において扱うか、それらが歴史的にいかにして芸術と見なされるに至ったかを考えます。それをもとに、絵画・彫刻・建築・音楽・文芸などの作品・関連文献を通して、人間の営みと芸術の関係を考察し、芸術の概念を明確にします。


授業紹介

実際に歩いて知る京都の歴史。先人たちの生きた証を感じながらもっと歴史が知りたくなるリアルな京都研究。

古地図と現代地図を重ねると、見えてくるものがあります。たとえば架空の物語であるはずの『源氏物語』の痕跡。京都に偉大な足跡を残した豊臣秀吉の心の内、非業の死を遂げた豊臣秀次の家族のその後の物語など。京都に生きた彼らの夢や野望、喜びや悲しみは教科書には載っていません。授業では通常の歴史だけでなく、その裏側を知り、思いをはせ、現地で確かめます。本来フィールドワークとは街に出て新しい発見をするものですが、ここでは歴史的事実を講義でしっかり学んだ後、それらを確認するためにフィールドに出るというユニークなスタイルを取ります。教科書やガイドブックからは読み取ることができない、実際に現地を訪れるからこそ分かるリアルな京都。歴史のロマンを身近に感じる心のゆたかさを育みながら、歴史や文化を学ぶ楽しさを体感してください。

秀吉を祀っているため、江戸時代は幕命により廃社の浮き目にあった豊国神社。方広寺との関連性を学習。

三条河原で処刑された秀次とその一族の菩提を弔う「瑞泉寺」資料館にて。

紫式部の邸宅跡と伝わる蘆山寺にて。ここは『源氏物語』「花散里」の舞台とも。



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