人間文化学科のトップページに戻る▲

『学科だより 2005年春号』

学科ニュース

・本学科の教員による論文集が4月中旬に発行されます!

京都ノートルダム女子大学の人間文化研究科に人間文化専攻(修士課程)が 2005年4月に開設されることを記念して、 『文化の航跡−創造と伝播』という論文集(四六判、約250ページ)が、 2005年4月中旬に思文閣出版から発行されます。 執筆には、人間文化専攻の担当教員だけではなく、 人間文化学科の将来を担う若手教員も参加しています。

論文集の構成は、 吃瑤痢嵒集修里たち」で、文学作品、美術作品、歴史による人びとの思想と いとなみを、局瑤痢峺鮑垢氾素邸廚如∧顕修慮鯲と継承、 文化リソースの開示のあり方とその人びとのかかわりと実際、 といった二部構成になっています。ご期待ください。

・本学科の留学生が日本留学試験「日本語」全国最高点をマーク!

本学科の留学生が、平成16年11月実施の第2回外国人留学生 日本留学試験の「日本語」で全国最高点をマークしました。 この試験の「日本語」という科目には、 記述、読解、聴解、聴読解の4領域があり、読解は160点満点、 聴解と聴読解はそれぞれ120点満点です。

今回(平成16年11月実施)の試験において、 本学の留学生のうち1名が、読解領域で160点満点を取り、全国1位でした。 そして、本学の留学生のうち2名が、聴解領域で117点を取り、 これも全国1位。さらに、 本学の留学生のうち1名が、聴読解領域で全国で最高点の118点を取りました。 この結果によって、本学科の留学生の日本語能力の高さが、 全国的に証明されたと言えるでしょう。

人間文化学科の学生は、このような留学生たちからとてもよい刺激を受け、 互いに切磋琢磨しながら国際性豊かな学生生活を送っています。

・4回生を中心に30名が「情報処理士」資格を取得!

本学科では平成16年度から全国大学実務教育協会による「情報処理士」 資格取得のための授業がスタートしました。そしてこの1年間だけで、 なんと30名の学生が20単位を揃え「情報処理士」資格を取得しました。 30名の内訳は4回生25名と3回生5名で、本学の学生が意欲的に勉学に励んで いることを、それらの授業を担当した教員たちも認めました。

学科だより(2005年春号)

人間文化学科では、2005年3月10日の卒業式に、 人間文化学科二期目の卒業生を送り出しました。そこで新卒業生の何人かに、 ご自分の学生時代を振り返ってもらいました。


「『博物館学芸員』の資格を取得して」

A.A.(人間文化学科、2005年3月卒業)

私は、大学生活の中でさまざまなことに挑戦してきました。 博物館学芸員資格への挑戦もそのひとつでした。 取得しようとしたきっかけは軽い気持ちからでしたが、 学ぶことの多い学生生活となりました。

当時、人間文化学科で取得できる資格として図書館司書と博物館学芸員 がありました。最初はどちらも取得しようかと思いましたが、 クラブ活動などとの両立も考えて、 自らがより興味を持って学習できる資格として、 博物館学芸員資格に挑戦することにしました。

履修中は同じ科目を履修する学友たちと相談しながら学習をしました。 博物館学芸員に必要な知識的な学問は私には奥が深いものでしたが、 学友の支えがあったからこそ、その深さに突き進むことができました。また、 どうすれば博物館が今後発展していくかといった授業においては、 学友と博物館に何度も足を運び、話し合ったからこそ、 授業の最後には自分なりの答えが出せたのではないかと思います。

たとえ自分の仕事と分野が違っていても、 博物館学芸員資格取得の課程で学んだことは、いつでも役立つことと思います。 縁あって人間文化学科に入学されたのなら、ぜひ博物館学芸員資格に挑戦し てほしいと思います。本を開くだけではわからない多くのことを学び、体験し、 有意義な学生生活を送ってほしいと思います。


「『図書館司書』の資格を取得して」

J.H.(人間文化学科、2005年3月卒業)

留学生として人間文化学科に入学してから、 本当にあっという間の4年間でした。 この4年間は親切な先生方に支えられ、周りの学生や友だちに支えられ、 ここまで辿り付くようになったと、心から感謝しています。 大学ではいろいろな文化について学び、文化を理解するようになり、 また寮での共同生活を通して、思いやりなども学びました。

このような大学の勉強や生活は、図書館の利用とも密接に結び付いていました。 テストやレポート、卒業論文などのために適切な資料を探すのは、 とても大事なことです。司書の勉強は、 このような問題を解決してくれるのにとても役に立ちました。 つまり司書課程の資格を得るための授業は、 将来その資格を使うか使わないだけではなく、 大学で勉強している間にも、私はその恩恵を受けたというわけです。

その司書の資格とは、将来図書館で働きたいと考えている学生に基本となる、 専門職の資格になっています。そのため、 公立図書館で働く公務員試験など、いろいろな面で司書の資格が必要とされています。

また、司書課程で学ぶ内容とは、生涯学習機関としての図書館の機能、 図書館の歴史、図書館の経営、図書館のサービス、図書館の資料、児童 サービス論、資料組織概説などのように、主に先生の講義を基本として いる科目と、レファレンス演習、資料組織演習、情報検索演習など、主 に学生が調べたり、コンピューター目録を作成したり、インターネット を利用して情報を検索したりする演習科目に分けられています。

司書の資格の取得は、将来それを利用する仕事に付く人にはもちろんのこと、 生涯に渡って図書館を有効に利用して自分の人生を充実させるのにも、 大変役に立つものだなと思っています。後輩みなさんにも、 せっかくのチャンスを逃さないで、ぜひ司書の資格を取ってほしいです。


「『情報処理士』資格取得とコンピュータ授業アシスタント(LA)を経験」

R.S.(人間文化学科、2005年3月卒業)

人間文化学科二期生として2001年に入学し、もう卒業だと思うと、 あっという間の4年間だったと思います。「この4年間にこの学科は確実に進化した」 と思います。その進化のおかげで、私は卒業時に「情報処理士」 の資格を取ることができました。

情報処理士とは、「情報処理の基礎知識・技能を幅広く有し、 かつ情報処理に関する一定の科目を履修した者に対し、 全国大学実務教育協会が認定する称号」です。人間文化学科では他にも、 図書館司書と、博物館学芸員の資格が取れるのですが、私は取っていません でした。そのため、 大学で取れる資格を何も取らずに卒業することになると思っていた大学最後の年に、 突如現れた「情報処理士の資格取得可能!」の知らせに、私は飛びつきました。

元からコンピュータに興味を持っており、ゼミも「インターネットコミュニケーショ ン」を選んでいたということもあり、情報処理士の教育目標である、

  1. 情報処理技術の基礎を身につける
  2. ビジネスで活用されるソフトウェア技能の基礎を身につける
  3. プレゼンテーション能力の基本を身につける
  4. オフィスの組織や情報の流れを理解する
という項目が、私にはとても魅力的に感じられました。そこで2004年度1年間で、 この資格取得に必要な20単位を揃えました。

コンピュータを使い込める自信を持って社会人になりたい後輩には、この 資格の取得を勧めたいと思っています。

また、私は最後の1年間、LA(Learning Assistant)として、「情報処理」 関係の授業のアシスタントをやらせていただきました。このLAを経験して、 自分の勉強にもつながったことを実感しています。特に、 3回生の早い時期から研究をスタートさせていた、 私の卒業論文のテーマが『インターネットの危険性をどう教えるか』 だったこともあり、 LA体験を通じて、実際自分でもインターネットの危険性について考えさせられたり、 また学生たちのインターネットに対する意識なども見てこれた気がします。

「LAって大変ですよね?」と、 「情報処理」の授業をとっている学生さんに聞かれたことがあります。 確かに大変な仕事だったと私も感じます。でも、これによっていろんなことが学べた、 貴重な体験ができた、という点で、やってよかったと思っています。


「大学生活で得たかけがえのない経験たち」

S.M.(人間文化学科、2005年3月卒業)

人間文化学科ができて一年目の春、第二期生として入学してから四年がたった今、 あっという間の四年間だったと感じます。 私にとってこの四年間は、新しい経験をたくさん得ることができ、とても充実した四年間でした。 その中、一番大きな経験となったのは、四年次生で務めた学園祭実行委員長でした。

学園祭実行委員長は、学園祭という楽しい雰囲気とは全く違う地道で苦労の多い仕事でした。 仕事のほとんどが、人との交渉であったり、色々な手配、さらには後輩たちをまとめていくというもので、 華やかな企画を考えたりすることより、実際はとても大変なものでした。 しかし、その大変な中には、たくさんの素敵な出逢いがありました。 そして、たくさんの素晴らしい仲間に支えられ、学園祭を成功させることがで きました。 このときほど、仲間の大切さや人と人とが支えあうことの素晴ら しさを感じたことはありません。 学園祭を通じて得た様々な経験は、私を大きく成長させたと思います。 いつも周りで支えてくださった方々の温かい心があったからこそ、最後までやり遂げることができたと、 今も深く感謝しています。

さらに、大学生活で私を大きく成長させたことが、コンピューター授業のアシスタント(LA)でした。 二年次生の夏休みに、吉田先生より声をかけていただいたのがきっかけで卒業まで続けました。 最初はドキドキしながら授業に出ていたのですが、先生や先輩方に優しく指導をしていただきながら、 授業で困っている学生のサポートを行うようになりました。 元々コンピューターに興味があり、履修した授業以外にも個人的に勉強をしたりして、コンピューターに関する知識を少しずつ得たこともあり、 サポートする際にも、同じ学生であるという点を重視しながら、アドバイスなどするように心がけました。

約二年半のアシスタント経験を通して、人に物を教えるということも難しさを感じることも多かったですが、 何よりも理解を示してくれたときの喜びや、知らぬ間に自分自身にも新しい力がついているという発見もあり、 とても有意義なものとなりました。

卒業にあたり、四年間通してお世話になった教職員の皆様、特に人間文化学科の 先生方に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


(2005年春号おわり。編集担当者:よ)

人間文化学科のトップページに戻る▲