人間文化学部 人間文化学科 日本語と日本文化コース ―日本で学ぶ、京都で学ぶ―


 人間文化学部人間文化学科では、歴史の宝庫「京都」で日本について全般的に学ぶことのできるコースを設置しています。このコースでは、日本語のしくみや歴史について学ぶとともに、日本文学作品に触れたり、フィールドワークに出かけたりしながら日本の文化全体について知識を深めます。

 京都学、日本文化論、日本伝統文化論、日本年中行事論、日本文学購読、日本文学史概論、国文学概論、日本語文法、国語学概論、国語学特講などの科目が展開されます。また、京都フィールドワーク研究やゼミなどの科目において京都の文化史蹟を実地に探索し、体験的に日本文化を学ぶことができます。

 

「日本語教員養成課程」の特色


卒業と同時に「日本語教員資格」を取得可能

本学では、日本語教員養成課程を併設しています。この課程は、日本語を母語としない外国人に日本語を教えるための資格を取得するもので、文部科学省の最新基準に準拠したカリキュラムにより、所定の単位を修得した者に、本学が認定する「日本語教員養成課程修了証」が付与されます。(心理学部以外)

日本語教員養成課程のカリキュラム

日本語教育入門、日本語教授法、日本語教育実習I・II・III、言語学概論、言語コミュニケーション、国語学概論、国語史、日本語文法など、2年次から4年次までの間に、下記の開講科目の中から40単位以上を履修します。40単位のうち22単位は必修科目となります。日本語教員養成課程を履修する場合は、1年次終了時の2月に開催するガイダンスに出席し、所定の期日までに課程履修の申込を行います。「日本語教員資格」を取得するためには「日本語教育実習」を履修しなければなりません。外国人留学生については、「日本語教育実習I」(必修科目)の履修条件として、3年次までに日本語能力検定1級合格または日本留学試験300点以上の成績を取得していることが求められます。

日本語教員養成課程の開講科目一覧

領 域 開講科目名 単位数
社会・文化・地域 人間学、日本文学、日本古代中世史、日本近世近代史、西洋史、東洋史、文化原論、比較文化概論、日本文化論、日本伝統文化論、国際関係論、国文学概論、文学特講I、比較文学講読II、日本文学講読I・II、日中文化交流史、日朝文化交流史、京都学、日本文学史概論、出版文化史、映像文化論、日本思想、物学びの文化史、日本美術史、日本美術特講、英語で学ぶ日本文化、日米比較文化(外国事情を含む) 2単位以上 40単位以上
言語と社会 社会学概論、経済学概論、女性学概論、環境学概論、ボランティア概論、多文化理解、現代ジャーナリズム論、マスコミュニケーション論、ことばと社会、ことばと文化 2単位以上
言語と心理 心理学概論、発達と学習の教育心理、児童心理学、障害児心理学、認知心理学、コミュニケーションの研究方法I・II 2単位以上
言語と教育 ★日本語教育入門(2年次)、★日本語教授法(3年次)、★日本語教育実習I、★日本語教育実習IIまたはIII(以上、4年次)、言語コミュニケーションI~III、視聴覚メディア論、子供の読書とメディア、識字活動と児童図書出版支援、コミュニケーション概論、異文化コミュニケーション、対人コミュニケーション、ことばの習得、児童英語教育I・II 14単位以上 16単位以上
★情報処理 2単位
言語 ★国語学概論、★日本語文法、言語学概論、日中文化比較語彙論、国語学特講、言語文化概論、ことばと認識、ことばと行為、ことばの研究方法、外国語としての日本語I・II 8単位以上 16単位以上
外国語 ★英語以外の外国語科目2科目以上(外国人留学生は日本語でも可)
★英語科目から2科目以上(外国人留学生は日本語科目)
4単位
4単位
★は必修科目

主な授業科目

日本語教育入門

日本語を母語としない外国人学習者に対して日本語を教えるための専門的な知識を習得し、外国語として日本語を教えるための入門講座です。日本語の読み書き、技能別学習活動と学習段階別指導内容をはじめさまざまな教授法や評価法などの基礎知識を習得します。

日本語教授法

日本語学習者の現状に応じたさまざまな日本語教授法を学びます。教材や教室活動、授業の組み立て方を学び授業を実践します。個別またはグループで実際に教案作成や教材分析も行い学習者のために自ら考え実践できる教師の育成を目指します。

日本語文法

助動詞、形容詞、自動詞と他動詞、主語と述語、数詞、接頭語と接尾語、テンス、副詞、文節など、日本語文法の概略や問題点を理解するとともに、伝統的文法論で用いられる術語や現代日本語文法に関する知見について必須項目を選んで学びます。

日本語教育実習I・II・III

必修科目22単位のうち16単位以上を修得した学生は、4年次で「日本語教育実習I」(学内実習)を履修し、実際に授業を実践する機会とします。「日本語教育実習I」(学内)を先行履修した後、「日本語教育実習II」(国内)または「日本語教育実習III」(海外)を選択します。