本文へこのページの本文エリアへ。アクセスキー 「u」。

京都ノートルダム女子大学

文化芸術都市京都の文化遺産の保存・活性化を支える人材育成プログラムの開発・実施


「時のかたち・社会のデザイン‐京町家から考える‐」


日 時:平成23年7月9日(土)14:00~16:00
場 所:京町家連携キャンパスににぎ(ライブ配信)

【講師】
林憲吾先生(近代建築・都市史/総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)

【概要】
京都にいると何気なく口にする「町家」という単語は、不思議な言葉である。普段わたしたちが生活している街に建ち並んでいる建物は、どれも詳 しく観察すれば、ひとつひとつ互いに違うかたちをしている。それにも関わらず、京都に建つ、ウナギの寝床のようなかたちをした、ある一群の木 造の建物をさして、わたしたちは、「町家」だと言う。
 もちろん、個々の町家は、異なる表情をしている。けれども、わたしたちは、それらの家々に、どこか共通した「型」のようなものを感じ取り、 それを「町家」だと呼ぶ。このような「型」は、決して単独の個人がつくりあげたものではない。言うなれば、時間や社会がつくりだし、そして時 間とともに崩れたりも する。
 私たちは、こうした「型=時のかたち・社会のデザイン」に取り囲まれて生活しているのではないか?それが文化をつくり、わたしたちの財とな る。 「京町家」や「建築家なしの建築」などを参照しながら、そのようなことを、一 緒に考えてみたい。

【プロフィール】
1980年生。近代の建築や都市の歴史が専門。03年、京都大学工学部建築学科卒業後、東京大学工学系研究科建築学専攻藤森照信研究室所属。 09年、同大博士課程単位取得退学後、現在まで、総合地球環境学研究所(地球研)プロジェクト研究員。インドネシアを中心に、東南アジアの建 築や都市が主な研究の対象。現在は、地球研の「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト」プロジェクトに所属し、インドネシア・ジャカルタに おいて、巨大都市の建設活動が地球環境に与える影響を研究している。著書に、『千年持続学の構築』(共著、東信堂、2008)、『シブヤ遺 産』(共著、バジリコ、2010)など。


 
 
                                    
ページの先頭へ