京都ノートルダム女子大学人間文化学科

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人間文化学科

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演習クラス

 
平成23年度 人間文化学科フレッシュマンセミナー
 
京都エクスカーションの6つのコース
 

1.京の祇園・芸事コース−はんなりとフィールドワーク
歌舞伎の発祥 南座 → 阿国像 → 祇園の歌人 吉井勇歌碑 → 舞妓さんに会えるかな 宮川町散策 → 建仁寺 → 四条通り 八坂の石段下 → 円山公園 → 近代京都のモダン建築例 長楽館(お茶をいただきます) 現地解散

このエクスカーション・コースは古都京都の文化のひとつの顔である「芸」をキーワードに組立てられました。スタートは四条大橋東詰に立っている「阿国像」訪問でした。言うまでもなく歌舞伎発祥の地です。桜が大変美しく咲いていましたので、花見もかねて白河沿いを散策、途中吉井勇の歌碑を訪れました。勿論南座も訪問しました。残念ながら内部は見られませんでしたが、華やかな劇場の雰囲気は正門前でも十分経験できるものでした。次の「芸」の地は宮川町。舞妓さんたちの歌舞練場ではちょうど「京おどり」が開催されておりました。
建仁寺を抜けて次の訪問先祇園甲部歌舞練場へ到着した時、ちょうど「都をどり」の舞台がはねた直後だったようで大勢のお客さんにまじってひとりの舞妓さんの姿を見つけ、学生諸君はちゃっかり記念撮影、その時の写真をここに掲載しております。
事前調査を十分行ってくれた先輩諸君のスポットごとの説明はどれも聞きごたえのあるものでした。

2.新撰組の京都 花のように風のように
旧前川邸(新撰組屯所) → 旧八木邸(新撰組屯所)邸内見学とお茶 → 壬生寺(新撰組稽古場)近藤勇の供養塔を見学 → 島原(京都の花街、新撰組が利用)町内見学 現地解散

幕末を駆け抜けた男たち『新撰組』
『新撰組』コースは、新撰組の屯所のあった壬生を中心に、京都をフィールドワークしました。
まずは四条通に面した梛(なぎ)神社(元祗園社と呼ばれる)より南へ折れ、新撰組の屯所であった旧前川邸、旧八木邸を目指します。前川邸は現在製袋工場となっており、平日は中に入ることはできませんが、当時の建物の外観を残しています。明治時代から残るという「維新史蹟張紙禁止」の木札の下で記念撮影をして、旧八木邸へ。
旧八木邸は、建物の中に入ることができ、筆頭局長芹沢鴨が他の隊士らに暗殺された時に、芹沢がつけた刀傷が梁に残っています。愛する新撰組の史蹟に入ることのできた参加者は、旧八木邸の案内者の説明を熱心に聞き、邸内をじっくりと観てまわりました。入り口で記念撮影をした後、隊士が訓練をした壬生寺へ。
壬生寺の境内には、近藤勇の銅像や、隊士の供養塔があります。また壬生寺の歴史展示室にも赴き、壬生狂言など伝統芸能に興味をもった参加者もいました。ここから少し歩いて最後に、隊士らも通った、京の花街島原へ向かいます。
島原には今も店を続ける輪違屋や、当時の揚屋建築の姿を残す角屋があります。これらの建物から当時の雰囲気を想いつつ、帰路に就きました。
今回このコースを企画したのは、昨年新入生として同じように京都エクスカーションを経験した2年生です。昨年の経験を活かしながら、自分たちの独自色を出して計画を立てました。案内書を作ったり、下見をして行程を確認したり、苦労もありましたが、参加者の1年生が楽しんでくれたのが何よりだったようです。

3.ゲゲゲ妖怪の京都コース―なぜか京都に多い妖怪伝説の謎
深泥池(元祖タクシーに乗った女性が消えスポット)→ 相国寺(狐が名だたる茶人に化けてお点前)→ 鵺大明神(近衛天皇の命で鵺を退治した源頼政が矢尻を洗った鵺池がある)→ 神明神社(源頼政が鵺退治成就のお礼に矢尻を奉納)→ 六道珍皇寺(小野篁の冥界伝説)→ 子育て地蔵(西福寺)界隈(幽霊子育飴伝説) 現地解散

長い歴史を誇る京都には、数々の怪奇譚が伝わります。華やかな古都を妖しい視点から縦横無尽に巡るという、個性的なコースを上回生4名が企画してくれました。
まずは大学の近くの「深泥池」からスタート。京都では有名な怪奇スポットです。残念ながら雨ですが、本コースの場合は雰囲気満点です。続いて、御所の近くの「相国寺」では茶人・千宗旦になりすました狐、二条城の近くの「鵺大明神」では源頼政の鵺(ぬえ)退治について説明を聞き、歴史に思いを馳せます。
さらに、都おどり開催中の祇園、建仁寺を通って、幽霊の子育て伝説で有名な「子育て飴」へ。飴屋さんの営業時間には間に合いませんでしたが、上回生の解説にしーんと聞き入る一同でした。最後は、小野篁の冥界通いが伝わる「六道珍皇寺」です。有名な梵鐘、冥界に通じるという井戸をじっくり堪能しました

4.「漫画と物語」の京都‐“平安神宮”と“マンガミュージアム”でひとやすみ
南禅寺 → (岡崎通・冷泉通を経て)→ 平安神宮(桜の名所・神苑で観桜茶会を体験) → (神宮道・三条通を経て) → 地下鉄東西線「東山駅」 →(地下鉄で移動) → 地下鉄「烏丸御池」→ マンガミュージアム 現地解散

私たちのグループは、下鴨神社の糺の森、銀閣寺道、南禅寺の山門付近などを車中から見た後、動物園、美術館、図書館などの集まっている岡崎公園を、京都を舞台にした漫画や物語を思い出しながら歩き、桜の咲き乱れる「平安神宮」の神苑内を散策しました。
その後、地下鉄で移動し、マンガ関連資料の約30万点の所蔵を誇る「マンガミュージアム」に到着し、学芸員の方に館内を案内していただいた後、 常設の出し物である「街頭紙芝居」を日本文化の一つとして楽しみました。

5.平安京 古典と雅のコース―源氏物語、平家物語ゆかりの地を歩く
紫式部墓所 → 雲林院(藤壺を思慕する光源氏が参籠)→ 賀茂斎院跡(賀茂社に奉仕する斎王の御所跡) → 首途八幡宮(源義経が旅の無事を祈願)→ 西陣織会館(京の雅を堪能、着物のファッションショー)→ 晴明神社(陰陽師 安部晴明を祀る)→ 一条戻橋 現地解散

当日はあいにくの小雨でしたが、皆でおしゃべりをしながら、和気あいあいと「古典と雅のコース」をたどりました。各見学地では、上級生リーダーがガイド役をつとめ、それぞれにまつわる歴史や文学のことがらについて、新入生の前で話しました。新入生は上級生が用意した資料にも目を通しながら、熱心に聞き入っていました。
まず紫野の蓮台野あたりに位置する紫式部が眠っているとされる墓を訪れました。そこから平安時代の史跡である雲林院を見学しました。雲林院は藤壺を思慕する光源氏が参籠した寺でもあります。つぎに平安時代から鎌倉時代にかけて賀茂社に奉仕する斎王が住んだ御所である賀茂斎院跡、そして清和天皇の第六皇子であった貞純親王の邸宅・桃園宮の旧跡である首途八幡宮へ歩を進めました。西陣織会館では着物ショーを見て、和装の美しさに魅せられました。会館ではほかにも西陣織の資料展示を眺めたり、お土産を買ったり、お抹茶をいただいたりして、足を休めました。最後に陰陽師、安部晴明を祀った晴明神社へお参りをしました。

6.恋と玉の輿の京都−“かざりや”でひとやすみ
今宮神社(本殿・御祭神・神占石・やすらひ祭 → 玉の輿と桂昌院、縁結び) → 「本家根元かざりや」でお茶とあぶり餅 → 大徳寺山門=金毛閣・利休と秀吉 → 塔頭大仙院 → 船岡山と建勲神社(祭神織田信長) 現地解散

まず紫野の今宮神社に向かいました。この神社は、平安京の疫病や災害を鎮めるいわゆる御霊会の営まれる神社で、それは「やすらい祭」としてよく知られています。また第五代将軍徳川綱吉の生母桂昌院は、生地西陣への思い入れの深さから、荒廃していた今宮社の神殿再興に努め、そのおかげで「やすらい祭」などもその勢いを盛り返したとされています。この桂昌院は西陣の八百屋に生まれた「お玉」であるともいわれ、三代将軍家光の側室となって綱吉を生みました。そして従一位にまでのぼりつめたのです。そんなことからこの神社が、「玉の輿神社」といわれたりもし、また神社では玉の輿守りもあのです。この今宮神社の門前には、名物あぶり餅があります。門前の「本家根元かざりや」でお茶とあぶり餅をいただき、お店のなかにある水琴窟の軽やかな音色を聴いたあと、大徳寺山門に向かいました。この大徳寺の山門は、千利休が金毛閣を建てそえてそこに自分の木像を置いたことが豊臣秀吉の怒りを買い切腹を命ぜられという歴史があります。この山門を見学しその後船岡山へと向かいました。山頂から大文字・妙法・左大文字など五山の送り火の山も見晴らすことができ、織田信長が祀られている建勲神社へとむかいました。このコースの道すがら、大徳寺総見院の信長墓所、大徳寺三玄院の石田三成墓所なども見受けられ、信長を祭神とする建勲神社を詣でるなど、千利休や豊臣秀吉、徳川家光・綱吉と、まことに戦国時代から江戸初期の時代の、「歴女コース」となったのでした。楽しいツアーだったと思います。

 
 
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