京都ノートルダム女子大学 大学院人間文化専攻

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  「日本語学特論」(掘担当)フィールドワーク
   
  赤山禅院 探訪  平成19年7月12日
 
赤山禅院 探訪  平成19年7月12日 紅茶専門店「北山紅茶館」
   大学院1回生の選択科目「日本語学特論」は、古文献の講読や、院生の専門分野の発表を中心に授業を進めているが、発表が二巡したところで、フィールドワークを実施した。京都は、文化研究を行う者にとっては、汲めども尽きぬ素材の源泉であり、実際にフィールドに出て、さまざまなものを目で見、肌で感じて、思わぬヒントが得られることも少なくない。そういう趣旨から、人間文化専攻では、フィールドワークを重視している。
  この日は、激しい雨の降る天気であったが、タクシー2台に分乗し、本学から10分少々で目的地の赤山禅院(左京区修学院)に到着した。不思議なことに、あれだけ激しかった雨が、門前に着いた頃には、ほとんど上がっていた。ここは、泰山府君を祭神とする寺だというので、謡曲「泰山府君」のストーリーなども予習して臨んだ。泰山府君は、謡曲では冥府の神であるが、中国では道教の神、日本では陰陽道の神でもあり、さまざまな信仰が習合したこの寺の祭神にふさわしいといえよう。 入り口の拝殿に、「皇城表鬼門」と書かれた木札が掲げられていた。御所から見て東北(うしとら)の方角に当たり、鬼門除けの役を担った寺院であることがわかる。拝殿のてっぺんには、猿の像が御所の方を見守るように座っていた。
  雨のせいか、参拝者はだれもなく、住持らしい方からゆっくりお話をうかがうことができた。元来この寺は、天台宗比叡山延暦寺の別院として建てられたもので、千日回峰の折など、行者がここを経由地にする由緒あるお寺だそうである。拝殿に猿が座っていたのは、延暦寺の鎮守である日吉大社の神獣が猿だからである。御所の猿が辻と、今出川にある幸神(さいのかみ)と、この赤山禅院と、三匹の猿が、御所を守っているということであった。また、この寺院は、都七福神のうちの福禄寿を祀っているのだが、住持のお話では、当地に参ることで、七福神すべてにお参りしたのと同じ御利益があるとのこと、確かに眼前には七体の石像が立っていた。
  俗化されたところがなく、比叡山の霊場をそのまま洛北にもってきたような、静けさと奥深さの中にたたずむ寺であった。
  帰途、Mさんお勧めの紅茶専門店「北山紅茶館」に立ち寄り、焼きたてのスコーンに舌鼓を打ちながら、談論風発・甲論乙駁、楽しい一時を過ごしたのであった。
   
   
   
  「古本まつり」へ行きました。
   
  下鴨糺の森「納涼古本まつり」 平成19年8月12日
   
   下鴨糺の森「納涼古本まつり」 平成19年8月12日毎夏恒例の下鴨神社糺の森にて開催の「納涼古本まつり」に院生諸君らと古書あさりに出かけた。古書をみるのは楽しいのだが、古書展は出店数がますます多くなり、回るのがしんどい。
  数日前に、わたしの研究室で出品目録を眺めていた院生がみつけてくれた昭和17年開催『満洲国国寶展覧會目録』がまだ書店に並んでいたので迷わず購入。ほかに授業で使えそうな資料を中心にいくつか買った。このように古書を見て回ると、知らなかった資料に出会い、また地図などの複製情報も入手できて勉強になる。それぞれ別々に店を回っていた院生らと4時過ぎに集合して、糺の森をあとにして街に出る。とりあえず出町柳から京阪電車で四条まで。四条通を東に歩いて切通しから白川の巽橋に。この付近のカフェでお茶。夕刻になり卒業したゼミ生と四条烏丸で落ち合って宴とあいなった。
(岡村記)
   
   
   
   
   
 
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