京都ノートルダム女子大学 大学院人間文化専攻

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第十二回「文化の航跡」研究会の報告

 

 第十二回目となる研究会は、2014年11月7日(木)17時より、マリア館ガイスラー・ホールで開催されました。今回は、「美術品はいかに運ばれたか:18〜19世紀のフランスの事例を中心に」をテーマに、吉田朋子講師が発表しました。
 美術品の移動が非常に激しかった18〜19世紀における作品輸送の実情についての調査報告です。当時は、ローマに置かれていたフランスのアカデミーから、パリに向けて作品が盛んに発送されていました。また、ナポレオンがヨーロッパ中に進攻する中で、各地で接収された様々な作品も、パリに向けて運ばれました。ローマとパリの間で交わされた書簡や、革命政府の布告、当時の雑誌記事などの一次資料、さらに絵画や素描・版画から、作品の梱包・輸送方法に関する情報が得られることが示されました。

 教員や院生のほか、学部生・シスターも参加され、様々な質問や意見が提起されて、有意義な研究会となりました。今後、美術品輸送の歴史について、さらなる知見が深められていくことが期待されます。

※なお、本研究は科学研究費助成事業の補助を受けています。
(平成24〜26年度 課題名 前近代ヨーロッパにおける美術品輸送の歴史的研究)
 
 
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