京都ノートルダム女子大学人間文化学科

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人間文化学科
 
 

学科の学び

 

小さな展示を通じた「集めると伝える」

 

 人間文化学科では、2年前から初年次教育のプログラムに「集める、出かける、残す、伝える」という四つのステップを導入することを実施しています。H20年度後期に朱鳳が担当していた「基礎演習U」の授業では、「日中文化比較論」というテーマを中心に展開してきましたが、後半になると、日中の若者に関心のあるファッション、料理、音楽と時事問題に焦点を当て、10名の受講生が6つのグループに分かれて、「集めると伝える」の実践を資料収集と展示を通して試みました。
その実践方法は3つのプロセスで構成されています。1)それぞれのグループ調査テーマを決め、図書館資料、ネット情報或いはアンケート調査などを利用して基本資料を集めます。2)集めた資料を分析し、自分なりの結論をまとめて、授業中に発表します。3)発表した内容にさらに、写真や、絵画、図表を加えて、図書館のロビーで展示し、自分の調査と学習成果をキャンパス内の学生或いは一般の来場者に伝えることをします。これらを通して、知識の共有と成果の伝達を果たすことができました。
今回の「集めると伝える」の実践は具体的に次のような内容がありました。

  1. 日中文化交流に関する大学生意識調査
  2. 中国と日本の民族衣SHOW
  3. 日本人の中国料理に対する誤解
  4. 日本の漢字、中国の漢字
  5. 日中美容法
  6. 日中のネールアート

 この6つのテーマはほとんど受講生自身のアイデアによってあげられたもので、どれも若者が関心のありそうなものばかりです。大切なのはこれらのテーマの「集めると伝える」を通して、受講生たちはそれぞれの結論と感想も展示によって多くの人々に伝えることができたことだと思います。たとえば、「日中文化交流に関する大学生意識調査」に日中大学生の好きな音楽に関する調査項目がありますが、演歌が好きと答える日本人学生が5%しかいないのに対して、中国人留学生では24%もいます。この結果は意外であると同時に日本文化をもう一度見直すきっかけにもなったと調査した学生が語っていました。また「日本の漢字、中国の漢字」は同形異義語の調査を行い、たとえ日本と中国が漢字を共有しているといえども、漢字の意味表記にそれぞれの特徴があるとの結論にたどり着きました。
今回の「集めると伝える」の実践はまだまだ初歩的なものですが、4年間の大学学習の中で、このような実践を繰り返し、学生の学士力を向上させることが私たちの最終目標です。

展示のための準備(1)
展示のための準備(1)
展示のための準備(2)
展示のための準備(2)
展示のための準備(3)
展示のための準備(3)
展示風景(1)
展示風景(1)
展示風景(2)
展示風景(2)
展示風景(3)
展示風景(3)

 

 
 
 
 
 
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