京都ノートルダム女子大学人間文化学科

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人間文化学科

海外への研究訪問

朱鳳 准教授

海外での研究発表

朱鳳 准教授

「平成21年度科学研究費補助金」採択研究

継続研究

鷲見朗子 准教授

新規研究

岡村敬二 教授

これまでの研究

岡村敬二 教授

服部昭郎 教授

 

 

教員の研究紹介のページ

 

朱鳳 准教授 ―教員の研究活動紹介―

 
モリソン来華200周年シンポジウム
 

 2007年3月の春休みにまだあちこちに雪の残っているワシントンへ行ってきました。今回の渡米目的は、メリーランド大学で開催された「A Bridge between Cultures: Commemorating the 200th Anniversary of Robert Morrison’s Arrival in China 」というシンポジウムに参加することでした。  イギリス人のロバート・モリソン(Robert Morrison,1782〜1834)は最初のプロテスタント宣教師として、1807年中国に上陸し、以後25年の間『聖書』の中国語全訳と『英華字典』の編集という前人未踏の事業を成し遂げ、中国のみならず、日本、韓国など中国文化圏の人々に西洋の宗教及び文化を伝播することに大いに貢献した人物です。
 今回のシンポジウムでは、イギリス、アメリカ、香港、台湾、中国、日本などの国から集まった研究者によって、モリソンの東西文化の交流における貢献と影響に関する研究が多数報告されました。私も「モリソンの漢訳西書の日本への影響について」という論文を発表しました。この発表は日本国立国会図書館に所蔵されているモリソンが書いた英文法書《英國文話凡例傳》の抄本に焦点をあてて、その書物の日本への伝来ルート、日本人の英語学習への影響について調査したものです。この調査を通して、日本人の英語学習の初期段階において、蘭書ばかりではなく中国語で書かれた漢訳西書も利用されたことを明らかにしました。
 二日間という短い会期でしたが、世界各地のモリソン研究者と交流できたことはとても幸運だったと思います。その上、アメリカ議会図書館に所蔵されている貴重なモリソンおよび19世紀に中国に渡った宣教師たちの漢訳西書を目の当たりにすることが出来て、まさに小躍りしたい気持ちでした。
 なお、このシンポジウムで発表された論文は主催者のオークスフォード中華キリスト研究院の編集のもとでこの夏に出版される予定です。

 
 
 
   
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