京都ノートルダム女子大学人間文化学科

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人間文化学科

海外への研究訪問

朱鳳 准教授

海外での研究発表

朱鳳 准教授

「平成21年度科学研究費補助金」採択研究

継続研究

鷲見朗子 准教授

新規研究

岡村敬二 教授

これまでの研究

岡村敬二 教授

服部昭郎 教授

 

 

教員の研究紹介のページ

 

岡村敬二教授 「戦前期「外地」で活動した図書館員に関する総合的研究」

[基盤C] 平成21年より3ヵ年

-資料展示「蔵書の運命-終戦時新京」準備のために-

衞藤利夫「本を盗まれた話」再録にあたって 2010年6月19日記

衞藤利夫「本を盗まれた話」再録(『月刊満洲』所載) 2010年6月19日再録

秋田県立図書館訪書 2009年10月26日(月)

内藤湖南生誕の地 毛馬内を訪ねて 2009年10月27日(火)

岩手県立図書館訪書記−蔵書印と寄贈の記をめぐって 2009年10月28日(水)

『研究成果報告書』の刊行(2009年3月)

 
研究概要 岡村敬二「戦前期「外地」で活動した図書館員に関する総合的研究」
 
研究の目的

 本研究は、戦前期に日本国外において、日本の支配下にあった地域や日本による強い影響のもとにあった地域(以下総称して「外地」という)の図書館や各種文化機関・教育機関の図書室・資料室において活動した図書館員について、その所属機関、職種・役職や活動、執筆した論文や文芸作品、さらに戦後において図書館等どのような職場で活動を展開したかといった履歴や職歴などの歴史的事実を総合的に調査・研究しようとするものである。具体的には人名辞典的なデータベースを作成して刊行する。こうした調査・研究により、戦前期「外地」に存在した図書館やそこで活動をした図書館員の活動が総体として把握できると同時に、戦後の図書館が再出発するにあたって、この外地で活動した図書館員たちが戦後の図書館界においてどのような役割を果たしたかといったこれまで詳細には検討されなかった課題をも明らかにすることができると考える。またこれら「外地」に活動してきた図書館員たちは、その地域において、図書館活動だけではなく作家としての執筆活動や教育方面、さらに各種出版物の刊行など文化面でも大きな役割を担ってきた。それゆえ本研究は、戦前・戦後の図書館および図書館員の研究にとどまらず、文学・美術・出版・演劇などさまざまな「外地」の文化活動研究領域にあっても、その書誌的・資料的な寄与ができるものと考えている。そしてまた強調しておきたいことは、近年にいたって、「植民地文化研究」との呼称により、「外地」における文化史研究が大きく進展をみせてきていることである。つぎに述べるように、とりわけ文学・美術活動をはじめ各方面での文化研究や、図書館活動の基盤をなす「外地」での出版実態や日本からの資料移入状況、それら旧日本語資料の戦後の中国での所蔵状態なども徐々に明らかになってきた。つまり本研究のテーマとして掲げた「外地」図書館や図書館員の総体的な研究を支える周辺的な研究環境がようやく整いはじめ、機が熟してきたといえるのである。

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