最近、ITという言葉をテレビや新聞でよく見かけるようになりました。 ITとは、``Information Technology''の略で、直訳すると「情報技術」 であり、インターネットを中心とした情報通信技術のことです。
そしてここ数年パソコンや携帯端末を中心とした通信機器が普及してきました。 それは家庭や小中学校にも広がり、これまでの常識を変えつつあります。その 各場面で実際に何がどう変わっているのか、今後の家庭や学校の役割について 広い視点から考えてみるきっかけにしたい思い、この公開講座を企画しました。
さらに、京都ノートルダム女子大学において、1992年のコンピューターセンター のオープン以来、システムの構築や学生のインターネット利用にUNIXという OSが広く利用されています。そこで、このOSの存在意義、 特に、教育システムの構築や教育カリキュラムを考える上での存在意義につい ても考えてみたいと思いました。
さて、第1回基礎編のテーマを「家庭、学校に広がるインターネットの環境が もたらすものとは…」とし、幅広い市民の方を対象としているのに対して、 第2回応用編のテーマが「UNIX および Linux の歴史と役割、そして学校教育 の将来展望とは…」という風な、ある意味で深いテーマにしたことには 理由があります。通常、この二つのテーマは、別々の場面で別々のメンバー によって語られることが多いのですが、これらは結び付けて考えられるべき もので、結び付けることによってこそ気づくことも多いと思うからです。
第1回基礎編を受講した方の一人でも多くの方が、第2回応用編にも参加し、 一見、自分には関係なさそうに思えるUNIXというOSが、実は、インターネット に深く関係していて、IT を知るうえで重要な鍵になっていることを 少しでも感じていただければ幸です。
最後に、この公開講座が人と人が出会い、新しい知を産み出す場になります ことを願っています。
2000年10月28日、11月11日
京都ノートルダム女子大学 エクステンションセンター長 五十嵐節子
京都ノートルダム女子大学 エクステンションセンター委員 吉田智子
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