LilyPad Arduino実習(2015/06/04)
Step1:単純な電気回路
電池の+とLEDの+をつなぎ、電池の−とLEDの赤をつなぐと、赤色が点灯しました。
電池の+とLEDの+をつなぎ、電池の−とLEDの赤を、さらに、電池の−と
LEDの青をつなぐと、紫色が点灯しました。
Step2:マイコンの電池を利用
マイコンの電池を使うことにしました。マイコンのプラスとLEDのプラスを
つなぎ、マイコンの−とLEDの緑をつなぐと、緑色が点灯しました。この時
は、マイコンは電池として使っているだけです。
Step3:マイコンを利用してRGBを光らせよう
マイコンのプラスとLEDのプラスをつなぎました。その後、LEDの赤(9番)
とマイコンの9番、LEDの青(10番)とマイコンの10番、LEDの緑(11
番)とマイコンの11番をつなぎました。
配線はこれでよいのですが、光りません。なぜ光らないかを考えてみましょう。
「9番、10番、11番を光らせる」という指示を、マイコン(CPU)に与え
る必要があったからです。プログラムを書くことで、その指示を与えます。
マイコン(CPU)に、以下のようなプログラムを読み込ませると、その指示通りに光りはじめました。
pinMode(9, "OUTPUT")
pinMode(11, "OUTPUT")
pinMode(10, "OUTPUT")
digitalWrite(9, 1) /* 赤色LED を消灯する */
digitalWrite(10, 1) /* 青色LED を消灯する */
digitalWrite(11, 1) /* 緑色LED を消灯する */
digitalWrite(9, 0) /* 赤色LED を点灯させる */
delay(1000)
digitalWrite(9, 1) /* 赤色LED を消灯する */
digitalWrite(11, 0) /* 緑LED を点灯させる */
delay(1000)
digitalWrite(11, 1) /* 緑色LED を消灯する */
digitalWrite(10, 0) /* 青色LED を点灯させる */
delay(1000)
digitalWrite(10, 1) /* 青色LED を消灯する */
(応用)Step4:光センサーを利用して、明るさによってRGBの色を変える
(1)先ほどの回路に、光センサーの回路を追加します。3本の線を使って、
マイコンのa5とセンサーのSをつなぎ、+と+、―と―をつなぎます。
(2)明るかったら青く光ります。
(3)暗かったら赤く光ります。
(4)微妙な明るさの場合は緑になるはずです。
(応用)Step5:作品作りに挑戦しましょう
サンプル作品:
鞄に、上で紹介した電気回路を縫い付けてみました。表にマイコン、
裏に光センサーとRGBを縫っています。上と同じプログラムなので、
明るかったら青、暗かったら赤く光ります。
光センサー以外のセンサーや、RGB以外のLEDを使うことも可能です。
(そのためのプログラムを書く必要はありますが。)
https://www.sparkfun.com/
あるいは、
http://www.switch-science.com/
で、LilyPadと検索して、購入可能な部品を調べてみよう。
(応用)Step6:プログラミングにも挑戦してみましょう
PENを使えば、日本語でプログラムが書けますから、プログラミング
が初めてでも、LilyPad Arduino用のプログラムが書けます。
では、挑戦してみましょう。
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