先輩インタビュー

未来の自分を知る

CASE:01 広報、商品開発

漆器の絵柄を文房具に。
江戸時代からの伝統を国内外に発信しています。

西村 和香

葵祭の斎王代を
務めました!

西村 和香

  • 勤務先:株式会社 象彦
  • 卒業:人間文化学科 2011年度卒業
西村 和香
お仕事の内容を教えてください。
家業である漆器店で、主に広報を担当しています。新商品が出たときにはSNSで海外や若い方に向けて発信したり、取材していただく際に対応したりといった仕事ですね。2015年には漆器の絵柄をデザインした、女性向けのステーショナリーブランド「一六六一」を立ち上げたので、商品開発に携わる機会も増えています。ブランド名は象彦の創業年にちなみました。日常的に使える文房具を通して「和」に親しんでいただきたいという思いを込めています。
仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
お店に立つと幅広い年齢層のお客さまとお話をするので常に情報収集を心がけています。茶道のような伝統的・文化的な知識はもちろん必要ですが、最近流行しているファッションのことなども。漆器の使われ方は時代とともに変化してきているので、「この器はどうやって使うの?」というご質問に対して幅広いご提案ができるように、さまざまな情報にふれることでイマジネーションを柔らかくしておきたいんです。
今の仕事をしようと思った
きっかけは?
もともと古いものや美術に興味があって、在学中に学芸員資格を取得していたんです。展示会の運営や企画の仕事をしてみたいと思っていたところに、実家のお店でギャラリーをやることになって。大学で勉強したことがすぐに生かせることに魅力を感じて、入社することにしました。知識はまったく足りていなかったし、父と二人でやっていたのでチラシ作成から設営まで一通りやらなければならず、苦労もしましたが、試行錯誤するのは楽しかったです。
学生時代の学びで、仕事に
役立っていると感じることは?
海外からのお客さまと交渉をするときには、大学時代に幅広く学んだ国内外の芸術・文化についての知識や、アラビア語などの語学スキルが役立っています。また、情報処理士の資格を取っていたので、ウェブショップの運営にも携わることができました。マナー講座で覚えたことも実践していますし、役立っていることはたくさんありますね。
進路を考える高校生に
メッセージをお願いします。
私が大学に入学したときは学びたいことが明確ではなかったのですが、その分興味の範囲は広く、海外研修や資格取得、アルバイトなどにチャレンジしました。私と同じように自分のやりたいことがわからないという人は、ぜひ幅広く挑戦して熱中できるフィールドを見つけてください。