教員紹介

河野 有時(こうの ありとき)教授

専門・授業

明治以降、近代化のうねりの中で短歌という伝統的な詩形がどのようなアップデートを続けてきたかの勉強をしています。とくに石川啄木の短歌は「近代」と「短歌」をつなぐ鎹となったと考えてきました。授業では、日本の近代文学に関する科目や国語科教職課程、国際日本文化論、日本語コミュニケーション等を担当しています。

趣味

本屋さん、文房具屋さんと銀英伝。

メッセージ

京都で学ぶのですから、「を」と「に」から考えてみてください。「歴史を学ぶ」だけでなく、「歴史に学ぶ」ことを。「文化の違いを学ぶ」だけでなく、「文化の違いに学ぶ」ことを。

久野 将健(くの まさたけ)教授

専門・授業

専門は鍵盤音楽(オルガン演奏と研究)、キリスト教音楽、音楽科教育です。共通科目の全学必修「キリスト教音楽概論」をはじめ、選択必修「キリスト教音楽」や国際日本文化学科の専門科目などを担当しています。

趣味

旅行、カフェ、読書

メッセージ

大学時代には知識の習得だけではなく、様々な人との出会いや、宗教、芸術などに触れて人間性を豊かにしてください。

朱 鳳(しゅ ほう)教授

専門・授業

西洋文化の受容による日中近代語彙の誕生、成立と宣教師との関わりについて研究しています。主に16世紀~19世紀に漢語で翻訳された西洋書物、写本を取り扱っています。授業では、日常生活と関わりの深い漢字、漢字語彙の語源を中心に展開していき、日本語、日本文化と中国文化の関連性を講義します。

趣味

温泉巡り、連句つくり。

メッセージ

教養は貴女の人生を豊かにすることができます。

鷲見 朗子(すみ あきこ)教授

専門・授業

ファンタジーの源流とも言われているアラブの物語集「アラビアンナイト」の研究をしています。現在は18世紀に北アフリカで流布していた写本を読み解いています。授業では、「アラジンと魔法のランプ」や「ハリー・ポッター」シリーズなど魔法のモチーフを扱う作品を学ぶほか、アラブやイスラームの文化について理解を深めています。

趣味

踊り。アラブ世界で親しまれている舞踊を踊ると、身体も心もリフレッシュされます。

メッセージ

文学や芸術などの文化を切り口に日本と世界の関わりについて学んでみませんか。国際日本文化学科の学びによって興味の幅を広げ、新しいことにチャレンジしてみましょう。

鎌田 均(かまだ ひとし)教授

専門・授業

私の専門分野は図書館情報学という、図書館と情報に関する様々な領域を取り扱う総合分野です。アメリカでの図書館司書としての経験から、図書館の実務に関する分野にも焦点をおきつつ、情報、メディアと、それらを発信、利用する人とのつながり方に関心を持っています。そういったメディアの一つである出版に関する授業も担当しています。

趣味

料理、読書(主にミステリー小説)

メッセージ

授業では、昔の出版から、現代のインターネットまで、我々が関わってきた情報、メディアについて一緒に考えていきたいと思います。

中里 郁子(なかざと いくこ)准教授

専門・授業

キリスト教の聖典である新約聖書の研究をしています。世界の文化に大きな影響を与えてきた『聖書』を知ることは、グローバル時代の今、世界の人々と交流してお互いを理解するために役立ちます。授業では、聖書のたとえ話などの読解の他、イエス時代の文化や、クリスマスなどキリスト教の伝統行事について研究をし、キリスト教の思想や文化について学びます。

趣味

音楽鑑賞。社寺・教会めぐり。

メッセージ

京都には、フランシスコ・ザビエルや多くの宣教師が訪れており、キリシタン史跡が数多くあります。京都で学生生活を過ごし、新しい京都の魅力を発見してください。