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「日本語教育実習」ただいま実施中
2024-09-04
学科のまなび
大学は夏期休暇期間中ですが、一部の授業科目はこの時期に開講されます。外国人に日本語を教える日本語教師の資格を取るための科目、「日本語教育実習」もその一つです。
京都市内の日本語学校へ実際に出向いて、授業を見学したり、研究授業を実施したりします。
その準備のため、夏休みが始まった頃から、「教育実習事前指導」の授業が始まります。
指導案を何枚も作成し、模擬授業を実施しました。

今年は二つの日本語学校にお世話になり、教育実習の授業を行うことになりました。京都民際日本語学校(西京区)と京都言語文化学院(伏見区)です。

8月下旬に両校でそれぞれオリエンテーションが行われ、使用教材やクラスの概要、留学生の就学状況などをうかがい、教室なども案内いただきました。

昨日は、京都民際日本語学校で、4年次生、青木麗菜さんの研究授業が行われました。同学校校長、永井邦明先生も同席くださり、90分の授業を見学しました。学習項目は、「~たことがあります」の文法で、経験を表す文型をどう習得させるかがポイントです。未習語彙を使わずに、授業を展開しないといけませんので、なかなか大変です。

青木さんは、たくさんの文例を考えて、教えようと計画したのはよかったのですが、今回は少し内容が多すぎて、その整理や把握が追いつかなかったのが反省点です。授業後、フィードバックを行いました。残りの実習期間で挽回してくれたらと思います。
(科目担当:堀勝博)