リレー・フォー・ライフに参加してきました。
10月13日・14日、大阪市旭区で「リレー・フォー・ライフ・ジャパン大阪あさひ」が開催され、ボランティア参加をしてきました。リレー・フォー・ライフというのは、がん患者さんのためのチャリティイベントです。今年で開催13年目になるイベントに、ご縁があって初回から参加させていただいています。
今年は、15年以上前に大学院を修了した現役心理職さんと、今年大学院に入った1年目の院生さんと、現代人間学部心理学科2年生の学生さんがお手伝いに来てくれました。さまざまな仕事を積極的に担ってくださって、とても心強かったです。戻ってからの感想も、「また参加したい」とおっしゃってくださって、さらに嬉しく心強く思いました。
さて、参加者さんをお迎えする玄関は、こんな感じです。写真が得意でないので、ちょっと両側が切れてしまいました。

リレー・フォー・ライフは、アメリカ発祥のイベントで、原則24時間行われます。リレーと言っても走るのではなく、無理のない速度で歩きながら、たすきをつないでいきます。リレーコースの両側には、ルミナリエと呼ばれる白い紙袋が並べられます。たくさんのメッセージが詰まったルミナリエは、お昼間もきれいですが、夜にライトが付くと感動的です。
治療中のがん患者さんや、亡くなったがん患者さんに対するメッセージなど、たくさんの想いが描かれています。写真は、夜、ルミナリエにライトが入った風景です。

1年に一度のイベントなのですが、毎年参加されるがん患者さんと顔なじみになり、今年もまた元気にお会いできたことをともに喜びます。午後には、AYA世代(15歳~39歳の世代を指します)のがん患者さんが、ご自身発信でディスカッションを行ったり、がんの治療にあたっているお医者さんが講演を行ったりします。夜には、がん患者さんが、どのようにがんが見つかり、どのように治療し、今、どのような思いで生活しておられるのかについてお話をしてくださいました。まぎれもない実体験がご本人から語られたので、とても心に迫ってきます。
また、10年以上のお付き合いなので、ボランティアさんも顔見知りになります。こちらは、着ぐるみのボランティアさんの「スバルファイブ」さんです。着ぐるみさんたちがコースを歩いていると元気をもらえます。参加記念のパネル前で写真を撮っておられたので、便乗させていただきました。(写真掲載の許可もありがとうございます)

これからも一年に一度のイベント、楽しんで参加していきたいと思っています。
報告者:佐藤睦子