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学科横断プロジェクト型科目にて「ジェンダー平等の実現に向けて」発表を行いました

2024-07-26
学科のまなび

  現代人間学部の学科横断プロジェクト型科目として開講されている「現代社会と人間」では、SDGsをテーマとし、3学科(生活環境学科・心理学科・こども教育学科)の視点から、問題解決の方法を検討します。第7回~第10回の授業は、「現代社会とジェンダー平等」というテーマで心理学科の教員が担当しました。

  6月に世界経済フォーラム(WEF)は、世界の男女格差の状況をまとめた2024年版「ジェンダーギャップ指数」を公表しました。評価対象146ヶ国のうち日本は118位。昨年度の125位からは若干上昇したものの、政治・経済分野での格差の大きさが指摘されています。
 授業では、「仕事、家事・育児におけるジェンダーの問題」「無意識に働くジェンダーへの偏見」「LGBTQ+に関する日本と世界の現状」という3つのテーマについて、グループに分かれて情報収集を行い、現状とジェンダー平等の実現に向けた提案を発表しました。

発表時の様子

 1年生を中心に、3学科の学生が受講する科目ということもあり、限られた授業時間の中で、普段あまり交流のない他学科の学生同士が話し合うというのは難しい点もあったと思いますが、どのグループも積極的に意見交換をし、時には授業後に残って話し合う姿も見られました。

 授業後の振り返りの一部を紹介します。

  

授業で得た気づきが、ジェンダー平等の実現に向けたそれぞれの一歩につながることを願っています。

  

報告:尾崎仁美