こども教育学科

保育実習指導Ⅱ 「保育実習前に先輩保育士から伝えたいこと」

　「保育実習指導Ⅱ」という本学で保育士資格の取得に必要な最後の保育所実習のための事前授業が3年次後期にあります。その中で、京都市保育園連盟との連携により、この授業に京都市内で働く本学卒業生に来てもらい、実習に向けて、さらに、就活や勤務している園やその保育、子どもたちや保護者対応など、具体的にうかがうガイダンスを実施しています。

　

　

　今年度は、勤務２年目、５年目、７年目の３人の先輩保育士が来てくれました。連盟理事の園長先生がコーディネーターをしてくださり、自己紹介、事前に提出していた学生の質問への回答、補足をしてもらう形式です。
　最後の保育実習に向けての心構えや準備、実習の受け入れ側が思っていることを聞くことができ、実習への思いを新たにしたようでした。さらに、保育関係の就活は、一般企業とは、時期や進め方も違うことから、不安に思っている人も少なくなくありません。この機会に、実習のことだけでなく、就活の活動時期や方法、園の選び方、保育士としてのやりがいなど、先輩の体験談から具体的に聞くことができ、就活のイメージももてたようでした。
　２月中旬より、保育実習がスタートしました。これまでの授業で習得した知識と技能を実践に活かして、多くの学びを得ることを願っています。

石井浩子