Culture & Literature

映画論
須川研究室

まずはジョイスの短編を読んで、原作と映画と両方のテキスト分析をし、その後比較論を展開します。
その後映画のみのテキスト分析にしていきます。
ヒッチコック、ビスコンティ、小津、黒澤と世界の巨匠の映画を読みます。

先輩の声

4年次生 安井 恵さん

  • このゼミを選んだ理由

    須川先生の英文学概論を2年生の前期に受講しました。 文学作品の読解をしたうえで映画鑑賞をし、映画内で暗示されている事柄や、登場人物、描かれている文化・世界観について考えることに面白さを感じました。 もっといろんな作品に触れて多角的に考えられるようになりたい、そう思い志望しました。


  • 研究テーマ

    Historical and Cultural Perspectives in The Great Gatsby
    概要
    The Great Gatsby は1920年代のアメリカが舞台です。作品を読み解くことで当時の若者と社会の考え方や作者の人生に触れることができます。 詳細は未定ですが2013年に公開された映画の登場人物の描かれ方とも比較してより深く作品を分析し卒業論文にしたいと思っています。


  • ゼミの特徴

    明るくて、互いに切磋琢磨できるゼミです。映画を見て人それぞれ感じるところは異なりますが、様々な意見を尊重することができています。連絡を取って助け合い、互いの理解を深め、学びのあるものにしようとする人の集まりです。


これまでの
主な卒業研究トピック

フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』の映画比較論
世界のシンデレラ物語とディズニーアニメーション
アナ・ウインターの『ファッションが教えてくれること』と『プラダを着た悪魔』
『日の名残り』と英国のバトラーという仕事
黒澤明の映画とシェイクスピア

教員紹介
最近の研究活動
  • 科学研究費 基盤研究(C)

    『ジョイス文学とサイレント映画II -フィルム・アーカイブ研究を中心に-』(2015〜2017年)


  • 公開講座

    「ジョイス、アイリッシュ・モダニズムから未来の記録(アーカイヴ)へ」
    講演者 ジャン=ミシェル・ラバテ、須川いずみ
    (京都ノートルダム女子大学 2017年5月12日)



  • 研究発表

    ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』とコメディ映画、日本アイルランド協会 研究年次大会 2018年10月20日 青山学院大学


  • 論文(単著)

    「Dublinersと映画」、 Joycean Japan、No. 26、89-97、2015年



  • 科研:基盤(C)2011年~2013年度

    「ジョイス文学とサイレント映画―フィルム・アーカイブ研究を中心に」
    研究代表者 須川いずみ


  • 書評

    Review: SUGAWA, Izumi:Yoshihiko Kanai and Kazuhiro Doki eds., A Way Out of Joyce’s Labyrinth: Reading A Portrait of the Artist as a Young Man[Joyce no meikyu: Wakaki geijyutukano no Shozo(Portrait of the Artist as a Young Man)ni hamaru hoho](Tokyo:Gensosha, 2016), 340pp Journal of Irish Studies :IASIL JAPAN, 70-71 October, 2017)
    日本ジェイムズ・ジョイス協会のメンバーがまとめた『ジョイスの迷宮』というジョイスの『若き芸術家の肖像』についての本の書評



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