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幼児教育コース2年次生 初めての保育実習が終了しました
2024-10-08
学科のまなび
こども教育学科の幼児教育コースでは、保育士資格と幼稚園教諭1種免許状の取得を目指し、2年生に保育所実習と施設実習、3年生で2回目の保育所実習、4年生で幼稚園実習を実施します。
今年度も8・9月の夏期休暇中のおおむね10日間、保育園または認定こども園で、「保育実習Ⅰ-1」(保育所実習)を実施しました。この実習の前に、4月から「保育実習指導Ⅰ-1」(実習事前指導)の授業を受け、保育実習に必要な基礎的知識や技能、態度やマナーなどを学びます。
実習では、実習生が保育をする「部分実習」があり、事前に活動のねらいを立て、準備物、環境構成、活動の流れ、時間配分、活動時の配慮事項などの計画をし、指導案を作成します。そのため授業では、指導案の書き方のポイントを学び、各自、指導案を作成します。まずは0~5歳児クラスでされている絵本の読み聞かせの指導案づくりです。指導案作成前に、お互いに先生役、こども役になって読み聞かせを体験することで、絵本選びや人前で読むこと、読み聞かせ前後に話すことなどの難しさなど、改めて気づいたことが多かったようです。


実際に、実習園で、絵本の読み聞かせを毎日した人や指導案を書いて部分実習をした人、0~5歳児クラスすべてでした人、また、製作や表現あそびの保育をした人など様々です。初めての実習で緊張して戸惑うこともあったと思いますが、次回への実習に活かすためにも、どのような実習であったか、振り返りの時間をもつことも大事です。
後期は、春季休暇中の2・3月に、おおむね10日間実施される児童福祉施設(乳児院や児童養護施設など)での施設実習に向けた実習指導の授業が始まります。

担当:石井浩子