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日本女性の地位とは?

2026-01-18
学科のまなび

 世界経済フォーラムが2006年から毎年公表している「グローバル ジェンダー ギャップ レポート」というものがあります。これは、各国の男女格差を、健康、教育、政治、経済の4観点から調査しているものです。

 では、世界から見て日本の女性の地位はどれくらいなのでしょうか。2025年の結果では146か国中118位。下の下のあたりの評価で、日本女性の地位は、他の国に比べてかなり低いことが分かります。特に低いのが政治と経済の観点です。一例をあげますと、政治では、国会議員に占める女性の割合は、2割にもいっていない状況。経済では、同一労働での男女の賃金格差、勤労所得も大幅に差があるという結果となりました。

 このことを授業で学生に伝え、なぜこのような結果になっているのだろうかということを皆で考えました。考える視点として、「ジェンダーバイアス」をあげました。

 学生たちが考えたことを少し紹介します。

人形, おもちゃ が含まれている画像

 「今回ジェンダーバイアスについて学び、普段当たり前と思っている価値観や考え方も実は偏りを含んでいる可能性があり、一度立ち止まって自分の見方を問い直す必要があることに気付いた。」

 「男の子だから女の子だからといって、色が決まっているわけではないことは頭では理解しているのに、例えば私が黒のランドセルを選んだら、周りから何か言われるのではないかと考えてしまう自分自身がいることに気付いた。そう感じてしまうのは、昔から続く日本の国民的な考え方や価値観が、無意識のうちに自分の中に染みついているからなのだということにも気付くことができた。」

 これからも、女性が自分らしく幸せに生きていくためには、何をしなければならないのか考えることができる人であってほしいと願っています。

担当:栗栖 ゆみ子