特別支援学校教育実習報告会
特別支援学校での教育実習を終えて、事後指導でそれぞれが実習を振り返り意見交流をしました。特別支援学校といっても各学校の様子は千差万別で、共感するとともに新たな発見が多くありました。この振り返りを経て、4回生は報告会に臨みました。

5分間の発表という短い時間でしたが、実習校や配属学級の子どもたちの様子、1日のスケジュールや実習生の動き、そして取り組んだ実習授業、研究授業についてコンパクトに紹介していました。また実習によって見えてきた課題についても触れ、最後に来年度に特別支援学校での教育実習を予定している後輩の3回生に向けてメッセージを伝えていました。そのメッセージをいくつか紹介します。
「実習期間が2週間というのは思ったより短いと聞いていたが、改めて実感し、体調管理の大切さやスケジュール管理をきちんとしないと大変であったことや障害のこと、指導方法、指導案の作成など大学で学んだことを改めて確認することが必要であった。」など、実習に臨むにあたって気を付けたほうが良いとアドバイスをしていました。

実習中は分からないことや不安なことがたくさんあると思いますが、とにかく「聞く」「誰かと話をする」ことを大切にして欲しい。特に指導の先生に、なんでも尋ねるのが一番。」という声が多かったです。そして不安は先生方に相談して、児童生徒の前では笑顔で過ごすことが大切と述べていました。
何より子どもたちとの触れ合いなど実習期間を思いっきり楽しむことを、どの人も強調していました。
4回生の皆さんは実習に行く前は不安な様子だったのが、終えて大学に戻ってくるとどの人も自信と満足感に溢れていました。教育現場、特に実際に子どもたちと関わることから得ることのすごさを改めて感じました。3回生の皆さんも自分たちの実習に期待を膨らませたことと思います。
担当:江川正一