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絵本で学ぶ震災のこと

2025-01-19

 「震災遺構」という言葉を知っていますか?震災遺構とは、震災が原因で倒壊した建物などですが、次世代に向けて震災が起きたという記憶や教訓のために、取り壊さないで保存しておくものです。

 福島県の浪江町にある請戸小学校は、東日本大震災の時に、津波から全員で避難しました。津波から逃れるために、少し遠くに見える大平山という山に避難した時の記録が絵本になっています。そして、実際の請戸小学校の校舎は震災遺構として残っているので、絵本に書かれていた内容について、実際の校舎を前に、深く学ぶことができます。学生の皆さんには、時間があれば、是非行って欲しい場所です。

担当:佐藤真太郎