第60回総会開催のご報告
好天に恵まれた2024年5月26日、ザ・プリンス京都宝ヶ池「ロイヤルルーム」に於いて第60回同窓会総会が行われました。
理事長、学長、シスター方、大学関係者をお招きし、同窓生合わせて85名のご参加となりました。また今回は、ご遠方より薮内名誉教授、芹田名誉教授がご出席下さいました。
中村学長、須川顧問よりご挨拶、学歌斉唱、この一年の間に帰天された方々のために祈りを捧げました。
今年は同窓会規約の変更などの重要な議案があり、役員会でもかなりの熟考を重ねて総会に臨みました。総会テーマ「新しいステージに向かって」を実践すべく、役員の仕事のスリム化、SDGsの取り組みとしてデジタル機器の整備、活用などを説明させて頂きました。
会計報告、活動報告、予算案の承認を含め、出席の皆様方のご賛同、欠席された方々の委任を得て無事、議事を終えることができました。
ありがとうございました。
〈国際交流マリアン奨学基金〉
毎年行っている、優秀な留学生のために贈られる「国際交流マリアン奨学金」の授与式は事前にマリアンハウスで行い、総会ではスクリーンにその様子を映し受給者からのメッセージを代読致しました。
今年の受給者は香港から留学されている、ヂォン・ヂー・ティンさんです。昨年に来日し、緊張とワクワク感を交えながら日本での留学生活を始められました。
この1年、学内の着付け部に入って浴衣が1人で着られるようになったことや学外のボランティア団体の活動にも参加し、他大学の学生とも交流して日本語能力も高まったと報告されました。
今年のND祭の留学生リーダーとして、後輩の役に立ちたいと思って頑張っておられます。
この奨学金を受けるに当たり、心からの感謝を述べておられます。
留学は経済的に家族にとても負担を掛けているのでこの支援には本当に助けられているということです。学生生活を有意義に過ごし、精一杯勉学に励み、将来は日本語教員になる夢を叶えたいと語られました。
益々のご活躍を期待しています。
〈ノートルダムネパールバンディプール校への支援金を贈呈〉
活動に深く携わってこられました、シスターアイリーンから現地の様子などをご報告頂きました。
また会場では学校や生活の様子をパネルに展示し、皆さまに見て頂きました。


〈ラリグランスクラブへ支援金を贈呈〉
1期生の五十嵐園子さん(2023年ご逝去)が立ち上げられ、ネパールの貧しい人々のために教育や生活支援の活動を長年されてこられました。
今年度、最終学年を迎え大学を卒業する子供を見届けたあと、閉会されるということで同窓会からは最後のご支援となりました。
引き続き、「国際交流マリアン奨学基金」、「ボランティア基金」へお心を寄せて下さいますようお願いいたします。
〈支部・地区長からのご報告〉
遠方よりご出席下さり、それぞれの地域での活動や近況報告をされました。また、都合で欠席されました支部・地区長からのメッセージを代読致しました。総会終了後は時間の許す限りお互いの地域での運営のやり方などを意見交換いたしました。

その後、マリアンハウスから活動のご案内を行い、大学からはスクリーンで動画を流しながら教授方が大学の様子をお知らせくださいました。

祝周年の学年の方々には一輪のバラの花を贈呈し、檀上で記念写真を撮りました。

和田理事長のご挨拶、乾杯のご発声でお食事タイムとなりました。
ホテルシェフが女子大に相応しい華やかなメニューを考えて下さり、美味しいお食事を堪能したあとは、うたのりこさんによる絵本の朗読と歌、またご友人Mika OtaniさんのQuartzophone(クォーツフォン=水晶99.9%でできたカナダの楽器)の演奏でした。
澄んだ音色を聴きながら会場が静寂に包まれ、心が洗われるような気持になりました。そして水を綺麗にするとんぼの冒険の物語、「にじいろとんぼと龍のお姫様」の朗読、「あおくすんだ水のうた」をみんなで輪唱しました。
お隣の滋賀県にある母なる湖、琵琶湖。水質汚染など、環境問題に目を向けるきっかけを語られました。楽しみながら活動をされておられます。



同窓会を代表して北谷会長より閉会の挨拶、東朝子先生の指揮で同窓会ソング「友よ!」を合唱しました。
皆様のご協力のもと、すべてのプログラムが滞ることなく、総会が終了いたしました。
また来年の総会は2025年5月25日を予定しております。
再会を楽しみに、たくさんの皆様のご参加をお願いいたします。
来年からは会報は発送されませんのでホームページのチェック、出欠の連絡方法など、随時ご確認くださいますようお願いいたします。