学科NEWS・BLOG

特別講義「データサイエンスxわたし」

2024-12-09
学科のまなび
BLOG

本ブログは社会情報課程の学生によるブログです。

先月、社会情報発展演習IIの授業にて、大妻女子大学の小野陽子先生による「データサイエンスxわたし」というタイトルでの特別講義がありました。
とても興味深く、自分の将来を考える上でも多くのヒントをもらえたので、ブログで紹介します。

人にしかできないことって何だろう?

講演の中で特に印象に残ったのは、「人にしかできないことは何かを考えるのが大事」という言葉です。AIやデータ分析の技術が進化する中で、人間の役割はどんどん変わってきています。データサイエンスでは、単にデータを扱うだけではなく、そのデータをどう解釈し、どんな価値を生み出すのかが重要です。価値の創造は人にしかできないことです。
「自分なら何ができるのか?」「自分がデータサイエンスで何かしたいのか?」を問い続けることが大切で、そのきっかけとして、「やってみたいことに関するデータを集める」というアプローチを小野先生は紹介されました。
確かに、データを観察することは、自分の興味をもっと具体的に探るきっかけになると思いました。

小野陽子先生による特別講義の様子

興味があることだけでなく、興味がないものも大切にする

「興味があることだけでなく、興味がないものも大切にすることが、自分の可能性を広げる」というお話しも印象に残りました。そして、小野先生はデータサイエンスの学びを自分の可能性を広げるきっかけとして欲しいとおっしゃいました。

私たちは、将来の進路ややりたいことを決める時、つい自分にとって身近な選択肢に固執しがちです。

データサイエンスによって、身近にあるデータを題材にしながら新たな気づきを生むことができます。データサイエンスの学びをきっかけに自分の可能性を広げられればいいなあ、と思いました。

今回の特別講義を通じて、「データサイエンス」が私たちの日常や未来にとても身近な存在だと実感しました。日常の中でデータ的な視点を取り入れながら、これからの進路や目標を考えていきたいと思います。

皆さんもデータサイエンスを始めてみませんか?