高大連携している華頂女子高等学校のイベントに参加~Wolfram言語利用の授業報告会と大学生の授業実施~
本学の高大連携校の一つである華頂女子高等学校の「メディア・情報系履修モデルコース」のイベント「未来を創る!女子高生がWolfram言語で表現する世界」が2024年11月21日(木)17時~18時に行われました。(https://www.kacho.ed.jp/mediacourse_event_2024/ に紹介あり)
このイベントの基調講演は大妻女子大学の小野陽子先生による「生成AI時代の進路選択とこれからの働き方」でした。この講演の中では、今、データサイエンスが注目されている理由や、データサイエンスを自分ごとと捉えることの大切さなどが分かりやすく語られました。この基調講演に加えて、華頂女子高等学校の酒井知果先生、Wolfram Research社/本学客員教授の金光安芸子先生が、Wolframを軸とした教育環境を紹介しました。


この高校出身で本学の社会情報学環で学ぶ学生と共に参加しましたので、酒井先生との記念写真を撮りました。卒業生と教員との再会は嬉しいですね。

さらに翌日の11月22日(金)、高校1年生の「情報I」の授業にて、本学の社会情報学環の2年次生が講師役となり、大学生が用意した「Wolfram言語のプログラミング教材」(Wolframトランプ https://www.wolframcloud.com/obj/microsites/code-cards/ 利用)を高校生に教える試みを実施しました。


高校生はプログラミングに集中してくれました!
(華頂女子高等学校出身の社会情報学環の2年生のコメントより)
1年半ぶりに母校に帰った感想はまず変わらないなと感じました。施設や先生方も変わらず私が高校生の時のままでなんだか嬉しく感じました。高校生の1時間目の授業に合わせて学校に向かったので、校門で先生たちがいつものように立って登校する生徒を迎えてくださっており、帰ってきたなぁとより実感しました。授業で使ったパソコン室も私が高校生の頃から変わっておらず、思わず写真を撮ってしまいました。
「情報I」の授業では2人の高1の生徒に教えました。2人ともPCにまだ慣れていないのか人差し指で1文字ずつ入力していたので、私も最初はこうだったなと細かいところで何度も懐かしさを感じていました。やり方の説明だけをすると2人はどんどん自分が好きなようにプログラムの値を変更しては図形を好きな形に変えていて、私の出番はあまり無かったくらいです(笑)
1人の生徒は、どこまで値を変更したら図形を変えられるのかを沢山試しているようで、とことん集中していました。もう1人は、早めに終わったのかほかのWolfram言語のプログラムが書かれた別のトランプを見て「このプログラミングってすぐに出来ますか?やってみたいです」と言ってくれるなど、2人とも本当に意欲的で教え甲斐がありました。
高校の授業は、大学の授業時間の約半分なのであっという間に終わってしまいましたが、後輩たちとプログラミングを通じてお話することが出来てとても貴重な経験できたと感じています。今度は普通に高校に行って、高校の先生たちに大学の話をしたいと思いました。(MU)
大学生による授業実施の詳細報告もお楽しみに・・
以上、先週の華頂女子高等学校のイベントの速報でした。大学生によるWolfram言語を使った授業実施に関しては、後日、このブログで詳しく紹介する予定です。
さらに、華頂女子高等学校でのWolfram言語を用いた教育を含むDXハイスクールについては、以下のページもご覧ください。
https://www.kacho.ed.jp/dxhighschool/