学科NEWS・BLOG

書籍「はじめてのAIデータサイエンスリテラシー」が届きました!

2025-08-18
お知らせ
BLOG

 8月1日のブログでも紹介した「私たち学環の教員が中心となって執筆した書籍」が、私たちの手元に届きました!実際に書籍に並ぶのは8月22日(金)なのですが、関係者の手元には一足お先に書籍が届いたというわけです。

 技術評論社さんに、全ページをカラーで仕上げていただけたので、本文にふんだんに盛り込まれた図も写真も画面イメージも本当に読みやすくて、嬉しさと感謝の気持ちが込み上げてきました。

表紙を開いたところ。5人の名前とプロフィールが掲載
本書の構成。帯には「魔法の杖をあなたに」というキャッチコピーが!

 あまりに嬉しいので本を手にして大学内を歩き回り、当然、出会った方々には案内チラシをお渡しして紹介し、大学の創立時から愛されているマリア像の足元に本を置いた写真も撮りました。(学期中ならもっと多くの方に出会えたのにと残念に思う一方で、学期中だとマリア像の足元に本を置いた写真は撮れなかったなと思ったり・笑)

マリア様と本
ユージニア館1階のロビーのマリア像と本

「魔法の杖本」で “新しい潮流” を後押ししますね

 愛着のある本に愛称があるといいな思い、帯の「魔法の杖をあなたに」というフレーズから、「魔法の杖本(まほうのつえぼん)」という名前を考えてみましたが、いかがでしょうか?魔法の杖は英語で、magic wand あるいは wand で、ファンタジー映画などでも有名な英単語ですよね。

 この本は入門書として書かれていますが、Mathematica(Wolfram環境)を長年、使い込んできたようなこの分野に詳しい方々が、周りの普通の方々にAIやデータサイエンスを紹介する時にも安心して使えるよう(「この本を読んだら?」と紹介してもらったり、教科書として採用してもらうために)、各技術を忠実に丁寧に説明しています。そして、その各技術を知ることが、今の時代を生きていくための「杖」になるというわけです。

 先日、数学者の知り合いにお会いした時にこの本のことを紹介したところ、以下のようなメッセージが届きました。

 最近、Wolfram を中心に活動をなさっているのですね。

 Wolfram は、友人から、一生、ぼけはじめても使えるコンピュータの環境として、勧められています。

 最先端の AI につながるだけでなく、UI が 30 年変わっておらず、これからも変わらずに使えそうなことがいいみたいです。

 これからの、新しい潮流になるかもしれないですね。

そうなんです、そうなんです。初心者でも年配者でもすぐに使い始められるのは、ユーザーインターフェース(UI)が30年間、変わってないからなんです。そして、今後も変わらないことは間違いありません。その使いやすい環境が「最先端のAIにつながっている」ので、老いも若きも、入門者もベテランも、一生、最先端のAIを体験できるプログラミング環境ということで末永く使い続けていけますね。

 この本が、「最先端のAIを楽しく体験しながら知る」という”新しい潮流” を後押しできれば素敵です。まずは一人でも多くの方にお手に取っていただけますように。

出版社さんによる紹介ページはこちらです。→ https://gihyo.jp/book/2025/978-4-297-15107-2

Amazonのページはこちらです。電子版もあります。→ https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4297151073

PCカンファレンス2025で、著者らは分科会の発表をします。→ https://conference.ciec.or.jp/2025pcc/program/subcommittee/presentation/pcc008.html

PCカンファレンス初日のシンポジウムでは、著者の一人のドゥラゴ英理花先生がパネリストとして登壇されます。→ https://conference.ciec.or.jp/2025pcc/program/symposium/