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WiDS Tokyo@Shotoku2024で本学のデータサイエンス教育事例が紹介されました
2024-09-05
学科のまなび
研究


8月25日、聖徳学園高校にて開催された WiDS Tokyo@Shotoku2024で、本学の特任教授の北村と客員教授の金光が「Wolframテクノロジーを使ったデータサイエンス教育」というタイトルで講演しました。
会場となった聖徳学園高校は日本初のデータサイエンスコースを開設された高校です。
中高生を始めとした初学者向けのデータサイエンス教育は、急速に進むDX社会において重要な課題となっており、本イベントも全国から多くの参加者が来られました。
本講演では、京都ノートルダム女子大学におけるデータサイエンス教育について紹介するとともに、過去の講演でも人気が高い「コンピュータはきのこの山とたけのこの里を見分けられるか」の実験を会場の参加者とともに行いました。
実際に、きのこの山とたけのこの里を使った実験では、参加者の皆さんは真剣そのもの。実験後は「なぜコンピュータは判定を間違ったのか?」、「コンピュータを賢くするためにはどうすれば良いか?」をともに考えることにより、機械学習の理解を深めました。



大学でのデータサイエンスの学びを深めるためには、まず大前提として、中高生で情報嫌いにならない、データ分析が我々の生活の役に立ち、かつ、工夫次第で自分達でも簡単にできるものであるという気づきを与えることが重要だと考えます。
本講演では、参加者の中高の先生方や生徒さんに我々の思いが伝わり、データサイエンスの魅力を感じてもらえたのではないでしょうか。