生活環境学科 研究室紹介

人間関係をめぐる共生と福祉
三好研究室

高齢者福祉/ソーシャルワーク学/対人援助技術学

教員紹介
  • 三好明夫みよし あきお

    研究分野

    高齢者福祉から全人福祉へのソーシャルワーク学(対人援助技術学)

    研究のこだわり

    「人間関係」をさまざまな角度から考える

    現代社会では、様々な場面で人と人との出会いを育み、繋ぎ、よりよい人間関係の構築のために適切な手助けができる専門的な理論、技法、実践を身につけた人が必要となっています。人間関係とは何か、信頼関係とは何かを考えながら行動していくことが必要だと思います。人間、生きていれば必ず老います、そんな「老い」を巡る課題をさまざまな角度から検討していきたいと思いますが、高齢者に言及せず、ゼミのテーマを設定し、全人的に考える「人間関係をめぐる共生と福祉のゼミからのソーシャルワーク学」とさせてもらっています。


2年間のゼミの流れ

人間関係の構築は「人と人との絆づくり」であり、最も大切なことだと思います。ですが、人間関係は簡単には築けないということも感じていると思います。どのようにすれば良い人間関係を築き、豊かな生活が実現できるのか。3年次はフィールドワークやボランティア活動などから卒業研究の方向性を探っていきます。そして4年次には探求した卒論テーマに向かって卒業研究をゆっくり、しかし確かな歩みとして行っていきます。

  • このゼミを選んだ理由

    福祉の現場で働くときに人間関係を豊かにすることは不可欠だから。・どのような仕事をしても人間関係がよくなければ前に進めない。・人が差別したりいじめたりする環境をなくしていきたい、そのためには関係性の在り方を学びたい。・音楽活動での人間関係を良好にする方法を考えたい。・動物介在活動を行うことでの人間関係の改善について考えたい。


  • 研究テーマ

    通所リハビリテーションでのレクリエーションの目的と効果について  / デイサービスを利用している要介護高齢者の楽しみについて / デイサービスセンターにおけるレクリエーションの効果と課題について /  視覚障害を持つ高齢者のためのコミュニケーションの工夫について / 超高齢社会に必要とされる在宅サービス、デイサービスとデイケアの役割  /  特別養護老人ホームにおける利用者の生きがいにつながる食事について / グループホームにおける食事摂取低下の利用者への食事支援の工夫について / 特別養護老人ホームの利用者が行う「書道活動」における心の効果について / グループホームの利用者に対して化粧を行うことの効果について / ジャニーズJr.平野紫耀耀のヲタクにおける行動の特性について
    概要


  • ゼミの特徴

    人間関係を繋ぐためにどうしたらよいのか。例えば、そこには動物が介在するかもしれませんし、アイドルが介在するかもしれません。ですが、人は他者との関係性において繋がっています。こんな不思議を「なぜ、どうして」と様々な角度や視点から考えて探していく。


これまでの
主な卒業研究トピック

高齢者 
デイサービス
老人ホーム
グループホーム
ヲタク