生活環境学科 研究室紹介

家族関係
青木研究室

初期家族形成/デンマーク

教員紹介
  • 青木 加奈子あおき かなこ

    担当科目

    家族関係、家族社会学、現代社会と家庭経営、女性とライフキャリア(共通教育科目)

    研究分野

    初期家族形成とケアについての研究(主なフィールドはデンマーク。日本、東アジアにも共同研究で参加)

    研究のこだわり

    これまで聞き取り調査を中心に研究を進めてきました。質問紙調査で全体の傾向を知ることはとても大事なことです。ただ、同じ選択肢を選んでも選んだ理由は人それぞれに異なります。そのような質問紙調査では拾えない個々の経験や世界観を丁寧に描写していくことが、聞き取り調査の面白さだと思います。


2年間のゼミの流れ

ゼミの配属と同時に卒業研究に取りかかります。とはいえ、ゼミ生の多くは、研究テーマがすぐに見つかるわけではありませんし、研究の仕方も分かりません。3年次の前半は、研究とは何か?論文はどのように書くのか?などの技術的、方法論的なことを学びます。後期からは、研究テーマに沿って調べたこと、読んだ論文について持ち回りで報告を行い、ディスカッションをとおして研究の内容を深めていきます。

  • このゼミを選んだ理由

    「家族」という領域に興味があったため。   先輩方の卒論のテーマから、やりたいことができそうだったから。  卒業研究でやりたいテーマが決まっており、家族関係のゼミがいちばん近かったため。 先生の授業を受けて。


  • 研究テーマ

    若者のデートDVの認識について /  児童期の食事形態とコミュニケーション能力の関係 / 父親の育児参加における「父子手帳」の重要性 / 家族形態別の子どもの結婚観の違いについて
    概要


  • ゼミの特徴

    学生の声   「全員でのゼミのときはスムーズにいくように時間配分をして行っており、テキパキしている。」   「個人指導では、次に何をすべきかがクリアになるような進め方をされる。」    「まじめなゼミ。」  「まじめすぎ、でも楽しい。」   「一人一人の意見を受け入れてくださって、尊重してくれるので、積極的に課題や活動に取り組める。」


これまでの
主な卒業研究トピック

中国人女子留学生の専業主婦観
女性大学生におけるデートDVの加害者の意識と実態
情報通信機器を用いた女子大生の親子間コミュニケーションについての研究
母親の就労形態と子どもの生活時間がお手伝いに与える影響について
女性ファッション誌にみる「女子力」