生活環境学科 研究室紹介

食生活デザイン
藤原研究室

食生活学/調理科学

教員紹介
  • 藤原 智子ふじわら ともこ

    担当科目

    食品学・調理学・調理学実習・フードコーディネート論など

    研究分野

    食生活学・調理科学
    朝食欠食やダイエットなど生活習慣の乱れが若年女性の生殖機能(月経痛や月経周期)にどのような影響を及ぼすのかを追求することを主な研究テーマとしており、いろいろな分野の研究者と協力して全国大規模アンケート調査や動物による検証実験を行っています。

    研究のこだわり

    どんな小さな一歩でも研究で得られた知見は社会に還元し、人類の幸福に貢献してこそ成果といえると思っています。そのために現象に誠実に向き合いたいといつも心しています。


2年間のゼミの流れ

3年生はこれまでの食生活の中で抱いた疑問や問題点について、先行研究から課題解決のヒントを得るために、論文の探し方や読み方について学びます。また具体的なテーマを設定してゼミ全体でその課題に取り組みます。たとえば民間企業のメニュー開発や行政の啓蒙活動などに全員が参加し、食生活の改善や進展に貢献すると思われる新しいメニューや調理法の提案を行います。4年生は個人または少人数のグループで現状から抽出された課題の中から卒業研究のテーマを決定し、健康に資する食生活を設計することを目標に、様々な方法で研究に取り組みます。

  • このゼミを選んだ理由

    もともと調理も好きだし、食に興味がありました。さらに食に関わる授業を受けて、自分自身も含めた食生活上の問題を深く掘り下げて考えてみたいと思ったからです。


  • 研究テーマ

    「生活習慣が月経痛に及ぼす影響」 女子大学生を対象としてアンケート調査を行い、夜型化や朝食欠食が月経周期異常や月経痛を増悪する可能性を見出し、生活習慣の乱れが月経に悪影響を及ぼすことを明らかにしました。
    概要


  • ゼミの特徴

    食品開発などゼミのメンバーで協力することが多く、自然と仲良くなります。いつもおいしいものがあって、食器にもこだわった華やかなおやつタイムがゼミ生の楽しみのひとつです。


これまでの
主な卒業研究トピック

チョコレートの風味に関する調理学的研究
京野菜の加工特性に関する研究
生活習慣が月経痛に及ぼす影響
若年女性における日本と台湾の食意識の比較