生活環境学科 研究室紹介

住環境
竹原研究室

住環境 / 雰囲気評価 / 人間工学

教員紹介
  • 竹原 広実たけはら ひろみ

    担当科目

    学部:住居学概論(製図を含む)、住環境学、インテリア装備学、住居製図Ⅰ、住居製図Ⅱ、生活環境概論、生活環境基礎演習Ⅰ~Ⅳ、生活環境デザイン特論、 卒業研究

    研究分野

    住居学、建築環境工学(温度、湿度、光、気流、空気、音などみえない環境要素を計画をする)、建築人間工学、感性工学 (人の感覚、知覚、心理、行動、動作の特性を知り、それを建築や空間計画に生かす)

    研究のこだわり

    快適な住環境、空間をつくるための設計要因を探る研究をしています。特に人の感覚・心理量(快適性)と物理環境要因との関連を解明することに関心をもっています。


2年間のゼミの流れ

卒業研究に向け、3年次は建築、住居に関する知識や視野を広げることを目的として資格勉強をします。4年次、実験や調査を実施し、卒業論文を仕上げます。研究の過程で論理的に思考し、課題に対して解決策(提案)を導き出す力を身につけてもらうことを期待します。ゼミでは産官学連携活動に積極的に取り組んでいます。(株)ノーリツ、京都上下水道局、(株)電通といっしょに、お風呂好きを増やす活動を展開しています。また学内、学外問わず、建物や空間に関する依頼があればどんなことでも具体的な提案、実施を手掛けます!2022年に大学施設のリフォームを実施しました!

  • このゼミを選んだ理由

    住居に興味があり、資格の勉強もしたかったからです。授業で建築や住宅はとても機能的に考えられていることを知り、もっと知りたくなりました。測定器などを使った実験をして研究をしてみたかったです。


  • 研究テーマ

    雰囲気評価実験研究 / 住宅居間の色彩実測調査 / 屋外環境調査と評価実験の研究(JR京都駅ビル大階段と下鴨神社)/ 高齢者の生活行動に関する実験研究 / 台所の動作に関する実験研究 /地域の住環境ニーズに関する研究
    概要
    雰囲気評価実験は、画像処理技術を用い、同一空間で壁、家具、色彩など条件(変化要因)を変化させた対象空間を作成します。それを被験者に評価させることで、どの変化要因が雰囲気に影響を及ぼしているか検討を行います。 屋外環境調査は、屋外の物理条件(気温、湿度、風速、音、照度、日射量、放射温度)などを測定するとともに、被験者がその地点でどう感じるか(暑い、寒い、じめじめする、など)の評価と照らし合わせ、心地よい環境となるための条件を探ります。


  • ゼミの特徴

    インテリアデザインラボの飾り付け、デザイナーズチェアの手入れも勉強の一環として行います。また聴竹居など近代建築の見学やインテリアデザインの実際や流行を学ぶ目的でイケア見学などを行います。


これまでの
主な卒業研究トピック

室内雰囲気
色彩
高齢者
身体活動量
地域住環境