生活環境キャリアデザインI　特別講義第2弾

　生活環境キャリアデザインIでは、前回（11月21日）に引き続き、12月12日の授業でも田中愛子氏を講師にお迎えし、特別講義を実施しました。

　まず、講師の人生について、お話を聞き、学生にとっては人生の先輩の具体的な人生、生活、それに向けた考え等を聞く初めての経験だったようです。また、学生たちの事前ワークをもとに、学生たちの多くが抱えている不安状況に対して、不安は行動することでしか解決しないという言葉も刺激的だったように思います。

　将来の自分を考えるとき、まずは目標を設定しようと考えがちですが、思い通りにはならないことも多く、どうすればよいのかを考えるヒントもさまざまいただきました。目標を設定する「コーゼーション」という考え方に対して、自分の今ある力を活かしてできることを考え行動していくという「エフェクチュエーション」という考え方も初めて知る機会となり、学生は少しずつ一歩を踏み出していく気持ちを持つことができたようです。

　10年後の自分がどのようになっているのか、それをイメージして行動していくことの大切さを学ぶ機会となりました。