「情報通信ネットワーク」の授業や見学会の紹介!
社会情報学環で外部の先生をお迎えして2026年度前期にスタートした授業紹介の第二弾です(4月の紹介ブログにジャンプ)。一つは「インタラクティブメディア演習」でしたが、もう一つが今回紹介する「情報通信ネットワーク」です。
この授業では、以下の3つを授業目標として実施されました(シラバスより抜粋)。
1. コンピュータ・ネットワークを構成する基本的な要素を理解する。
2. インターネット上で運用されている各種サービス(Web、動画ストリーミング、クラウドなど)
を実現する技術を理解する。
3. 人々の生活や社会の一部となりつつある新しい技術(AI・データサイエンスなど)において、
インターネットや通信技術が果たしている役割を理解し、将来の技術発展について展望する。
具体的には、パケット通信、IPアドレス、ドメイン名、ping・traceroute、DNS、クラウドサービス、AI・データ活用、セキュリティなどのキーワードを中心とした、インターネットサービスを支える技術を講義や実習を通して学びました。その上で、正に我々が日々、利用しているデジタル社会システムとの接点を具体的に考察しました。
以下は、講義中の安田豊先生と、パケット通信に関する実習中の学生の様子を写した写真です。



講師の研究室ネット環境、学部のサーバー見学会も実施!
この授業の履修者には、「情報通信ネットワーク」担当の安田豊先生が所属されている京都産業大学情報理工学部のシステム環境の見学会も実施されました。見学会当日は、安田研究実験室のネットワーク環境や、情報理工学部のネットワーク環境、さらには最新のデジタル工作機器が設置されているファブスペースなども見学させていただきました。自由参加で、授業とは切り離しての実施でしたが、教員2名を含む数名が参加し多くのことを学びました。
以下は、安田研究実験室での写真です。防音装置の中のサーバーラックの中を見たり、実際の音を聞かせていただいたりもしました。


以下は、情報理工学部のガラス張りのサーバー室を外から見ている所と、中に入って見ている写真です。詳しく説明もしていただきました。


この見学会に関しては、社会情報学環の学生有志が毎週火曜日にアップしている「インスタ」でも参加学生によって紹介されました。たくさんの写真、そしてサーバーの音が聞ける動画も公開されていますので、是非、合わせてご覧ください。
「情報通信ネットワーク」の授業でお世話になっている安田豊先生の勤務先の京都産業大学を見学させていただきました!
https://www.instagram.com/p/DbDJNbsEgmO/
「変化に立ち会えていることはラッキーなこと」
最後に安田豊先生からは、「何が起きているかのメカニズムがわかれば、何をしたらよいかがわかる。ネットワーク社会が今、どういう状況にいるかを自分の言葉で考えられることが大切で、それには知識が必要となる。技術の未来は『何が可能になるか』だけでなく、『社会が何を選ぶか』で決まるわけで、何を取って何をあきらめるかのトレードオフのバランスを取りながら進んでいく。その変化に君たちが立ち会えていることをラッキーだと思って、その時々で、自分はどういうジャッジをしたかを書き留めて進んでいくとよいだろう」ということが、力強く語られました。
1990年代から日本のインターネットを育てて来られたメンバーの一人でもある安田豊先生に「情報通信ネットワーク」の授業を、90分×15コマ分もノートルダムで実施していただけて、感謝しています。来年度もどうぞよろしくお願いします。
おまけ:受講生の感想より
受講生の一人、社会情報学環の3年次生に、この授業の感想を書いてもらいました。
”安田先生の「情報通信ネットワーク」の講義では、インターネット関連技術について学びました。コンピュータの性能向上により社会の情報化が進み、遠隔利用や情報共有、バックアップによる高い信頼性、運用コストの効率化など多くのメリットがあることを理解しました。また、AIは大量のデータを活用したパターン認識や機械学習の技術であり、人間のように思考するものではないことや、CPUの役割など、インターネット関連技術や機械のメカニズムについて学びました。この講義を受講して、AIの使用が手軽になっているのはネットを通じて様々な人が使用しているデータが集まり、そのデータを通じて社会がより良くなるように人間がAIに学習させているからだと、改めて実感しました。”
以上