研究代表者 服部 昭郎
研究課題名 ネットワーク利用によるセルフアクセス型英語リーディング訓練モデルの構築
種類 基盤(C) 
研究期間 2000〜2001年
研究概要 本研究は電子的な環境を利用したセルフアクセス型の英語リーディング環境モデルの構築が目標である。いわゆる従来からのクラスワーク型英語学習形態の利点は、特に英語学習の基礎的なレベルで一定の時間に一定の能力を共通のメニューによって学習者にインプットできる効率のよさにある。しかし学習が進み、獲得された言語能力に格差があらわれる段階では、個々の学習者が求める目標がそれぞれ異なってくる。また目標にいたる学習内容についても、興味がもてるかどうか、あるいは効果を期待できるかなどによって学習者自身の嗜好が表面化する。基礎的レベルでは有効であるクラスワーク主体の英語学習がこのような段階以降も継続された場合、学習者の能力や嗜好の広がりに対応できず、それによって学習効果も著しく低下することが十分予想される。そのような困難を回避し、学習者一人ひとりそれぞれあった学習を提供できる環境としてセルフアクセス英語学習が位置付けられる。

(1)セルフアクセス型英語学習は、学習者がコンピューターとそのネットワークに構築されたマルチメディア環境において、自主的に学習を計画、その計画をもとにみずから学習を行いその結果を自己評価する学習スタイルである。何を学ぶかの目標設定やそれに至る学習のプロセスあるいは学習メディアを学習者個々が自身の選択によって構成する。従って学習の時間あるいは学習の場をグループとして共有することを学習者に求めない。学習結果の評価についても、自分自身の学習の指針を得るため、あるいは達成度を確認するためなど、目的の違いによって異なる方法を学習者は自主的に選択する。

平成12年はモデル案を作成した。
平成13年度の主な作業は、京都ノートルダム女子大学の言語学習サポートセンターに語学訓練プログラムをインストールし、学習者へ提供することであった。同時にそれ以外の学習現場では、運用能力測定の試みやインターネット環境を利用した言語学習プログラムの実践の試みを通して、セルフアクセス英語学習の可能性を探った。
(2)セルフアクセス英語学習の利点は、一般のクラスワークと異なり、学習者個々人の能力や興味あるいはトレーニングしようとするターゲットごとに自由な学習メニューを構築できることであるが、本研究を通しても、その利点を学習者がもっともよく理解した場合によい結果が生まれることがプログラムのフィードパックなどで明らかとなった。
(3)学習プロセスにおける教師の役割についても、モデル案では「知誠の源泉であるよりは学習者にとっての a)英語の能力についてのアドバイス、b)学習の方法についてのアドバイス、そして c)学習の全体的なプラン作り」などを行うMentorとして位置付けたが、
実際の学習現場においてもその機能は十分に根拠のあるものであった。
 
研究成果 本研究は電子的な環境を利用したセルフアクセス型の英語リーディング環境モデルの構築が目標である。
(1)セルフアクセス型英語学習は、学習者がコンピューターとそのネットワークに構築されたマルチメディア環境において、自主的に学習を計画、その計画をもとにみずから学習を行いその結果を自己評価する学習スタイルである。
平成13年度の主な作業は、京都ノートルダム女子大学の言語学習サポートセンターに語学訓練プログラムをインストールし、学習者へ提供することであった。同時にそれ以外の学習現場では、運用能力測定の試みやインターネット環境を利用した言語学習プログラムの実践の試みを通して、セルフアクセス英語学習の可能性を探った。
(2)セルフアクセス英語学習の利点は、一般のクラスワークと異なり、学習者個々人の能力や興味あるいはトレーニングしようとするターゲットごとに自由な学習メニューを構築できることであるが、本研究を通しても、その利点を学習者がもっともよく理解した場合によい結果が生まれることがプログラムのフィードバックなどで明らかとなった。
(3)学習プロセスにおける教師の役割についても、モデル案では「知識の源泉であるよりは学習者にとってのa)英語の能力についてのアドバイス、b)学習の方法についてのアドバイス、そしてc)学習の全体的なプラン作り」などを行うMentorとして位置付けたが、実際の学習現場においてもその機能は十分に根拠のあるものであった。