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「対話」から始まるND教育

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グローバル化や情報技術の発達が加速度的に進む「予測しにくい世界」では、自ら課題を見つけるとともに、多様な背景を持った他者と向き合い、協力して解決しなければなりません。
こうしたSociety5.0時代の到来を見据えて、京都ノートルダム女子大学では創立60周年を迎える2021年度より、人・物・事との対話を通して自らを育て、異文化協働しながらしなやかに生き抜く女性を育成する「『対話』から始まるND教育」をスタートします。
「人が変われば世界が変わる」。本学ではノートルダム教育修道女会の創立者であるマザーテレジア・ゲルハルディンガーのことばを、教育を通じて実践してきました。「『対話』から始まるND教育」では、他者と人生を共有し、対話し、行動することによって世界にも影響を与えることができる女性を育てます。

>「『対話』から始まるND教育」の3つの特長
>「ことば」の教育
>深く、広く学ぶ
>「失敗」から学ぶ
>自律・自立した女性に(ND6)

「『対話』から始まるND教育」の3つの特長

Change01 4年間を通じて積み上げる「ことば」の教育

異なる意見も含めて他者の考えを受けとめ、自らの考えを表現できるよう、「読む・聴く・書く・話す」の4技能を育てます。


Change02 授業内外の学習で、深く、広く学ぶ

授業で身につけるべき力を計画的に修得できるように「見える化」した新カリキュラムを整えました。意欲や関心に応じて挑戦できるよう「学部横断型カリキュラム」も開設します。


Change03 「失敗」から学ぶ――主体性を持って人・物・事と対話する

知識をスキルに変えるためにアクティブ・ラーニングなどの授業方法を積極的に採用、在学中にあえて失敗を経験することで、失敗の原因や対策を考える力を育てます。

「ことば」の教育

新しいND教育が重視するのは「ことば」の力です。国語や英語のテストが解けるというだけでなく、異なる意見も含めて他者の考えを受け止め(読む、聞く)、自ら考え、考えたことを表現する(書く、話す)4技能を育てます。

■重点科目
4年次の「卒業研究」「卒業論文」で求められる学術的な文章の読み書き力を育成するため下記の重点科目を設定しました。
【1年次】
文章作成法 I(新設)・・・学術的な文章の基礎となる文章作成の基礎を身につける
文章作成法 II(新設)・・・学術的な文章の基礎となる文章作成の実践力を身につける
【2年次】
アカデミック・ライティング・・・学術的な文章のトレーニングで自信をつける。各学科専門の基盤的な科目
【3年次】
各学科専門のゼミ(専門演習など)
【4年次】
卒業研究・卒業論文

■「ことば」に関係する全学共通的な教育内容と到達目標
1年次から段階的に「ことばの力」を修得できるよう、多様な科目に「ことば」の教育を意識した授業を配置。批判的思考を持ちながら行う対話や、資料との対話による仮設設定など、各学年に達成目標を設けて「問いを立てることができる学生」を育成します。
ことば

深く、広く学ぶ

4年間の学びを体系的に進めていけるよう、新カリキュラムでは授業で身につけるべき力と達成目標を「見える化」しました。学習サポート体制も整えて、これまで以上に専門分野を追究できる環境に。さらに、「情報プログラム(仮称)」などの学部横断型カリキュラムを設置して、関心や意欲に応じて学部学科の枠を超えて幅広い学びに挑戦できる環境を整えます。

■NDカリキュラム・ツリー
なりたい自分に近づくためには、どの科目をどの順序で履修すればよいか、4年間の学びがイメージできる「NDカリキュラム・ツリー」を設けました。カリキュラムの「見える化」によって、体系的な学習が可能になります。
ツリー

■授業外学習アドバイジング
空き時間を利用して効率よく学習が進められるように授業外の学習アドバイジングを用意。レポートの書き方やパソコンの使い方について相談できる場を設けて、スムーズな学習をサポートします。
詳しくはこちら>>学習アドバイジング

■情報活用力プログラム
Society5.0時代には、文系・理系を問わず、データサイエンスや情報活用の知識と技能が求められます。新たに設置する「情報活用力プログラム」は学部横断型カリキュラム。「情報の科学と倫理」「AIとデータサイエンス入門」「情報技術リテラシー」など所定の科目を履修すると本学学長名の修了証が授与されるとともに、「上級情報処理士」資格(一般財団法人全国大学実務教育協会)が取得でます。
詳しくはこちら>>情報活用力プログラム

「失敗」から学ぶ」

学生の主体的な学びをうながすアクティブ・ラーニングなどの授業方法を全学科のうち半数以上で取り入れています(2019年度現在、教務課調べ)。具体的には、学生が旅行企画やブライダル企画を行う「キャリア形成ゼミ」やe-learningツールを使用した授業があります。

■アクティブ・ラーニング
3年次、4年次生のゼミでは、教員や学生と対話を重ねながら、試行錯誤や失敗を経て成長してきます。たとえば心理学科の社会・ビジネス心理コースでは企業連携の研究を実施。研究発表のプレゼンテーションでは、企業担当者から厳しいご指摘やご質問をいただきながら社会人としての思考力を身につけています。
【アクティブ・ラーニング例】
◆キャリア形成ゼミ
企画力・協働力・実践力など、社会で求められる力を養うために、学生が企業や地域と連携し、課題を解決していく授業を提供しています。2019年度は「旅行プランナーゼミ」「ブライダル業界ゼミ」「ワークショップ・デザインゼミ」「小売店業績UPセミ」「NDタイムス編集部」の5つのゼミを開講しました。
◆manaba(マナバ)・respon(レスポン)
入学前教育から学生の成長を記録するクラウド型教育支援サービス「manaba(マナバ)」「respon(レスポン)」を採用しています。これらによって、教員は講義資料の提示や出席管理、小テストの出題ができ、学生はレポート提出が可能。自動蓄積された学習データを効果的な学習計画に役立てることができます。
manaba

■「安心して」間違いや失敗を経験できるサポート制度
ND教育では、大学4年間における授業のつまずき、学習の遅れ、テストの不合格をマイナスとは捉えません。「失敗は成長にとって必要な経験」として前向きに受け止め、少人数の担任制や学習サポートなどの支援制度で成長を後押ししています。

知性と品性を兼ね備えた自律・自律した女性に

「『対話』から始まるND教育」は、一人ひとりていねいに向き合う本学の教育姿勢を表しています。本学の根幹を担うのは「徳と知」の教育理念と、その理念を体現する行動指針(ミッション・コミットメント)―「尊ぶ」「対話する」「共感する」「行動する」―。5学科の専門性に加えて、考え、共感し、行動する源として「ことばの力」を養うことで、自らの道をしなやかに切り拓きながらも、人と人をつなぎ、共生社会を紡ぐ女性を育成します。

4年間で培う6つの力

本学では、大学在学中に必ず身につけておきたい力を「ND6」と定めています。本学の4つの「行動指針」、文部科学省が提唱する「学士力」、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」をもとに6つにジャンル分けした、卒業後、職場や地域社会で多様な人々と関わっていくために必要な力です。すべての科目にDP1~DP6のいずれかを表示しており、科目の履修によってどのような力が身につくのかひと目でわかるようになっています。

学習進展度を見える化するND6
DP1:自分を育てる力
キリスト教精神に基づいて、他者と自分を尊び、全人的な「常識」と「良識」を備え、自由に自分の人生を選び取っていく自立・自律した女性として健康に生きてく態度を見につけている。
DP2:知識・理解力
人間やその生活、社会、自然のすべてについての幅広い知識と教養、それを基にさらに新しい事柄を理解する力を身につけている。
DP3:言語力
国籍や言語の異なる人々と共に生きていくために必要な、日本語および外国語でのコミュニケーションスキルと読み書き能力を見につけている。
DP4:思考・解決力
現代社会のさまざまな課題に対して、分析、情報処理を行い、批判的、論理的な思考によって解決しようとする力を身につけている。
DP5:共生・協働する力
さまざまな他者と共生・協働するために必要な力を身につけている。
DP6:創造・発信力
総合的な学修経験を行って、実践的に、他者や社会に対して、自らの学修成果を発信することができる。(専門知識を基盤に、自ら立てたテーマに基づき研究に取り組み、学修成果をまとめ、創造的に発信することができる)。