心理学科

医療やビジネス、
こころの数だけ学びがある

学科の特徴

01

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「こころの専門家」
公認心理師をめざす

「公認心理師」は、心理相談や心理アセスメントを通じて、心理支援やこころの健康を増進する「こころの専門家」の資格です。心理学科は20年を超える教育実績で国家資格取得をサポートします。

02

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学びをキャリアにつなぐ
社会・ビジネス心理コース
就職率100%
(2020年3月卒業生実績)

調査力や企画力を武器に、社会やビジネスでの活躍を目指すコースです。社会調査士や認定心理士(心理調査)などの資格取得が可能。就職実績でも企画、リサーチなどの幅広いジャンルで活躍しています。

03

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大学院へと続く
一貫教育で心理学の
プロフェッショナルに

大学院進学によって、公認心理師や臨床心理士などのプロフェッショナルをめざせます。進学を希望する学生は学内特別推薦制度を利用可能。学部と同じキャンパスにあり、推薦入学者は4年次に大学院科目の早期履修も可能です。

04

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「社会・ビジネス
心理フィールド研修」
「小児医療ボランティア」
など実際の現場で
体験するプログラム

地域の企業や店舗と連携する研修授業や、京都府立医科大学附属病院で入院患児をサポートする「小児医療ボランティア」などを通して、人のこころと暮らしを支えるための知識や姿勢を身につけます。

コース紹介

心理カウンセリングコース

心理的支援の理論と技術を身につけて、こころの問題を抱える人を支援するスペシャリストや、地域社会で人に寄り添える職業人をめざします。卒業後の「公認心理師」や「臨床心理士」の資格取得にもつなげます。

学びのポイント

①対人援助のプロフェッショナルをめざす

心理職や精神保確福祉のプロとして、対人援助の仕事に就きたい人のために、基礎から応用まで学ぶカリキュラムが充実しています。

②目的にあわせてカリキュラムをカスタマイズします

心理職や対人援助職だけが目標ではありません。心理学に関心があって勉強したい人、一般企業や地域社会で人と関わる仕事をしたい人、それぞれが自分の目標に合わせて学びをカスタマイズします。

③病院、学校、企業など多様なフィールドで活躍できます

病院の心理職、スクールカウンセラー、こどもの発達相談、少年鑑別所の法務技官、警察署の心理士といった専門的な仕事だけでなく、カウンセリングマインドを生かした対人サービス業にもキャリアバスが広がっています。

4年間のステップ

1年次

幅広い授業や実習で自分の興味を知り、コース選択に備えます。

2年次

カウンセリングの授業や心理テスト演習で、こころへのアプローチ方法を体験的に学びます。

3年次

企業への就職を考える人はインターンシップへ、資格取得をめざす人は関連科目の履修が本格化します。

4年次

4年間の集大成である卒業研究を完成させます。大学院進学をめざす学生は 試験に向けて準備を進めます。

社会・ビジネス心理コース

人の行動や心理を学び、ビジネスに生かせる情報収集力、分析力、プレゼンテーション力を実践的に身につけるとともに、「社会調査士」や「認定心理士(心理調査)」の資格取得もめざせます。

学びのポイント

①将来はヒット商品を企画開発、自治体での活躍も

消費者心理を調査・分析してヒット商品を生み出す企画・開発や、住みよい街をつくるプランナーなど、企業・NPO・自治体での活躍が期待できます。

②社会調査士などの資格取得で将来の選択肢が広がります

心理データの分析に不可欠な情報収集力、分析力、プレゼンテーションカを身につけ「社会調査士」や「認定心理士(心理調査)」の取得をめざします。

③地元企業と連携したフィールド研修を実施

公共機関や地元の企業などと連携して調査やデータ分析を行うほか、企業担当者の前でプレゼンテーションを体験し、社会人に必要な問題解決能力を培います。

4年間のステップ

1年次

幅広い授業や実習で自分の興味を知り、コース選択に備えます。

2年次

フィールド研修に参加しながらファッション、家庭、ビジネスなど、生活や社会に関わる心理学を学びます。

3年次

ビジネスや対人関係の理解を深めて、知識を自分の問題意識につなげていきます。

4年次

興味あるテーマについて調査、実験、観察、検証し、4年間の集大成である卒業研究としてまとめます。

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授業ピックアップ

アクティブな学び

社会・ビジネス心理 フィールド研修

マーケティング・リサーチや企画など企業で行われている調査過程を体験
社会調査の知識を背景に、企業から提示された課題解決に向けて調査や実験、データ分析を行い、その結果を踏まえて提案を行います。企業のマーケティング・リサーチや企画立案などの調査過程を体験し、社会調査のスキル、発信力、協働力を養います。

おすすめ授業

心理学基礎演習Ⅰ

心理学の研究法などを身につけながら、学生や教員と交流を深める初年次ゼミです。グループで協力してクイズを解いたり、商品テストをしたり。レポートの書き方を学ぶ講義では知識を得てからレポートを書き、学生が互いに学び合える仕組みを整えています。

心理学の実験・調査で得られたデータを解析するために必要な統計解析の知識と、統計解析プログラムソフトの活用技法を修得します。

詳しくはこちら:京都ノートルダム女子大学シラバスへ

カウンセリング、集団療法、プレイセラピーを体験しながら心理カウンセリングの技法を理解し、留意点や危険性も学びます。

詳しくはこちら:京都ノートルダム女子大学シラバスへ

揺れ動く青年期の心理を、対人関係や進路決定など多様な観点から考察。自分の体験も振り返り、自己理解を深めます。

詳しくはこちら:京都ノートルダム女子大学シラバスへ

心理支援の実践に必要な知識を得たうえで、医療、福祉、教育、司法の機関・施設を見学。公認心理師のあり方を学びます。

詳しくはこちら:京都ノートルダム女子大学シラバスへ

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研究室紹介

社会調査ゼミ

社会調査士の資格取得をめざし、3年次では対人関係や消費者の心理など、日常生活で各自が興味を持ったテーマについて、グループで研究します。調査や分析など、研究のスキルを修得し、さらに4年次で研究を深めていきます。

臨床発達心理学ゼミ

人生の辛い部分を取り上げる事の多い臨床心理学ですが、年を重ねる中での「幸福とは」「人生の面白さとは」にも光が当たる学問です。ゼミでは、さまざまな年齢の家族や友人などの対人関係、生きづらさやストレスなど、各自興味のあるテーマを研究します。

卒業研究紹介
  • 大学生における理想自己と現実自己との差異が自己形成意識に与える影響
  • 女子大生の対人関係における生きづらさについて
  • 自己肯定感と友人関係が学校適応感に及ぼす影響
  • アイデンティティとファン心理及びファン行動の関連について
  • 口コミの利用実態と同調性・依存性との関連
  • 食品購買行動における購買傾向及び購買要因と性格特性の関連性
  • 養育者の幼少期の絵本体験が子どもへの絵本の読み聞かせに与える影響
  • 両親間葛藤に対する認知が子どもの本来感やコーピングに及ぼす影響
  • 「怖いもの見たさ」行動に関係する個人要因
  • 女子大学生における自己隠蔽と信頼感の関連
  • 大学生のセルフコントロールと不安
    -経済状況と将来展望との関連-
  • 過去のネガティブ体験と現在の傷つきやすさの関係について

など

進路・資格

取得可能な資格・免許

・公認心理師受験資格 (卒業後に要実務経験、又は大学院進学) ・認定心理士資格 ・認定心理士(心理調査)資格 ・精神保健福祉士受験資格
・社会調査士資格 ・上級情報処理士資格 ・図書館司書資格 ・児童福祉司任用資格(要実務経験1年) ・児童指導員任用資格
・児童心理司任用資格 ・社会福祉主事任用資格 ・日本語教員資格

将来めざせる進路

・一般企業の企画開発、広報、人事職 ・心理職公務員 ・児童指導員など対人援助職 ・大学院進学後、公認心理師や臨床心理士
・スクールカウンセラー ・医療施設の心理職 ・大学院進学 など

※本学は「京都連合教職大学院」に加入しており、在学生は京都教育大学大学院連合教職実践研究科推薦入試の対象となります(要件あり)。

取得学位

学士(心理学)

就職実績

就職率

93.9%

主な就職先

●メーカー
日本電産テクノモータ(株)/日本電産リード(株)/大和ハウス工業(株)/(株)フジ・ホーム/(株)アルミネ/(株)アルシェ
●流通・小売
コーセー化粧品販売(株)/ゆう薬局グループ/SB C&S(株)/(株)アインホールディングス/(株)粋・sui
●金融
京都信用金庫/京都中央信用金庫/(株)香川銀行/岡三証券(株)/(株)みずほフィナンシャルグループ
●学校教育・学習支援
(学)常翔学園
●サービス・福祉
日本郵便(株)/京都市農業協同組合/(医)洛和会/(株)エリッツホールディングス/(株)フクナガ/(株)メディック/(福)南山城学園/鳥取大学医学部附属病院
●公務
京都府庁/京都市役所
●IT・情報
アスカ(株)/(株)アーザス/(株)アンビション/(株)フューチャー・コネクト/(株)スタジオ雲雀

先輩の声

伴走者として悩みや喜びを
分かち合える臨床心理士に

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奈良県 青少年・社会活動推進課【ひきこもり相談窓口 相談員】
M.M. 心理学科2017年度卒業 京都ノートルダム女子大学大学院2019年度修了

臨床心理士として、ひきこもり当事者の方やご家族からのご相談を受けています。大切なのは後押しではなく、ご自身の意思で前進できるよう寄り添うこと。大学生活で学んだ「自分で考えて動く力」を重んじ、支援に携わっています。

「傾聴力」を生かして
医療従事者の力になりたい

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株式会社キャンドゥ【事務・スケジュールコーディネーター】
M.M. 心理学科2016年度卒業

医師や看護師の声を医療業界全体に届けるお手伝いをしています。この仕事で役立っているのは、心理カウンセリングの学びで修得した「傾聴力」。相手の望みを聴いて理解する力は、ビジネスシーンでも生かせる力だと実感しています。

もっといろいろな声を聴いてみよう

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