ND Voice

こどもたちとていねいに向き合える特別支援学校の仕事に喜びを感じています。

滋賀県立北大津養護学校
心理学科(※現在、小学校教員養成課程はこども教育学科に移動) 2011年度
小林 美喜

どんな仕事をしていますか?

特別な支援を必要とするこどもたちに、生活上の支援や指導を行っています。 私が担当しているのは6人。皆、食事の仕方や感情のコントロールなどの課題を抱えて入学してきましたが、「一緒にやってみよう」と励ましたり、想いをくみ取ったり、サポートしていくなかで課題を乗り越えてくれています。 これまで努力してきたのを知っているだけに、その時は疲れが吹き飛ぶほど大きなやりがいで胸がいっぱいになります。

大学入学時はどんな夢をお持ちでしたか?

小学校の先生になりたいと思っていました。京都ノートルダム女子大学は、幼稚園教諭の免許状も取得できますし、「両方取れるならここにしよう」と進学を決めたのです。

この道に進んだきっかけとは。

先生からご紹介いただいた養護学校でのボランティアがきっかけです。はじめは大学3年次の時。とても戸惑いましたが、関わっていくうちに一人ひとりの想いがわかるようになりました。どんな時もあたたかく、ていねいに寄り添う先生方の姿にもあこがれましたね。

仕事で工夫されているのはどんなことですか?

この仕事に就いてまだ6年目なので、まだまだ勉強中です。こどもたちに基本的な生活能力、自分で選択する力、助けを求めてもらう力をつけてもらうために、障がいや特性に合わせた指導方法を試行錯誤しています。

今後の目標についてお聞かせください。

将来は、小学校入学から高校卒業までの12年間、同じクラスの担任を持ってみたいですね。こどもたちが悩みながらも成長し、自信を持って一歩踏み出していく姿を見届けたいと思っています。

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