こども教育学科
「病児の発達と支援」の授業について
2023-06-07
学科のまなび
今回は、「病児の発達と支援」という授業を紹介します。
この授業の目的は、京都府立医大の小児医療センターに入院している子どもたちに、「遊び」を提供したり、院内学級で勉強している子どもたちの話し相手になったりして、病気と闘っている子どもたちに勇気と希望を与えることです。
大学、府立医大、桃陽総合支援学校の3か所で講義が行われますが、最近はコロナ感染のために、大学の対面での授業以外は、大学でオンラインでの授業を行っています。
授業の内容は、子どもの病気、遊びの支援、学びの支援、ボランティアについてなどです。遊びの支援では、まず子どもの身体と心の発達を学びます。次に、読み聞かせのために絵本の選び方を学び、グループで発表会をします。また、手遊びや、ペープサート、紙芝居などの方法を学んで、実際にペープサートを作成し発表します。
学び支援では、桃陽総合支援学校の学校内オンラインツアーや、校長先生の講和を聴いたりします。府立医大からは、小児科の先生と小児医療センターの看護師長さんから、入院している子どもたちの現状と、求められるボランティアのお話があります。また、京都YMCAの講師の先生が、実際のボランティア活動の状況を、映像を交えてお話されます。以下の左側が、授業の全体像です。是非、一緒に小児医療ボランティアを学びましょう!
萩原暢子