こども教育学科

こども教育学科1年生:マクリン幼稚園での観察実習

2024-06-05
学科のまなび

 こども教育学科の一年生が、2024年5月16日(木)にマクリン幼稚園で観察実習を行ってきました。事前に、観察実習の心得や、幼児教育にかかわる法規や基本的な保育方法などを学んできました。
 1年生は、初めて保育者としてこどもに接します。ドキドキ・・・。その緊張を解いてくれるのは、こどもたちの笑顔です。園のこどもたちは、ニコニコ笑顔で挨拶をして1年生の実習生を迎えてくれました。
 そして、3歳児、4歳児、5歳児、それぞれのクラスに分かれて、室内での子どもたちの活動を観察しました。こどもたちは、好きな遊びをしていました。カプラ遊びをしているこどもには、その視線に合わせて「すごい!上手!」など、しっかり声かけをしていました。少し時間が経った頃には、すっかり馴染み、実習生のまわりには、こどもたちの輪ができていました。
 好きな遊びの時間が終わると、こどもたちと一緒に歌を歌ったり、手遊びをしたりしました。実習生は、こどもたちの前で、自己紹介もしました。「〇〇先生!と言ってくれた!」と実習生は大喜びでした。室内遊びでリレーをしているところもありましたね。実習生は、しっかり声をかけ応援していました。
 そして、外遊びの時間になると、こどもたちと一緒に園庭を駆け回っていました。マクリン幼稚園には、大きなメタセコイアの木に繋がるアスレチックや、「マクリンの森」と呼ばれている築山があります。実習生は、こどもたちと一緒に、おもいおもいに身体を動かし、遊びを楽しんでいましたね。

マクリンの森」と呼ばれている築山

 最後に園長先生に講話をしていただきました。保育においては臨機応変に対応する大切さや、保育実践後は振り返り、次のよりよい保育に繋げる重要性について学びました。
1年生の実習生にとって、初めての保育者体験で学びの多い一日になりました。観察実習は、こども一人ひとりを理解するための第一歩です。1年生は、自分が保育者になったらどのようになるのか、保育者としての未来像が浮かんだことと思います。
 
 本学では、卒業までに保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の3つの資格免許が取得できます。そして、入学後に幼稚園や小学校の観察実習を通して、自分の興味に応じて幼児教育コースと初等教育コースの2つのコースから選択することができます。今回のマクリン幼稚園での観察実習は保育を学ぶことに加え、このコース選択のための見極めでもあります。次回は、2024年6月20日(木)に1年生は、小学校へ観察実習に行ってきます。1年生のみなさんは、しっかりこどもと関わり、将来の職業選択も考えてみてください。こども教育学科の教職員全員で応援しています。頑張ってきてくださいね。

担当:園田雪恵

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