国際日本文化学科

博物館に行こう!

2023-10-25
学科のまなび

過酷な夏の暑さが去り、やっと涼しく(少し寒く)なってきました。

どこかに出かけようという意欲も湧いてきます。

様々な選択肢の中で、博物館はいかがでしょう?

京都、さらに関西圏には、たくさんの博物館があります。

国際日本文化学科では、机に座って学ぶだけではなく、体験して学ぶことを重視しており、

講義や演習の時間に、博物館等に訪れることもあります。

今年の前期、美術史ゼミでは、二回の見学に行きました。

一つは、岡崎の京都市京セラ美術館で行われた「ルーヴル美術館展」です。

最近の特別展は、下のようにSNSで発信できるような写真撮影パネルが設置されることが多いですね!

そして、もう一つは、大学の近所の「表千家北山会館」です。

「拝見のススメ 陶磁器編」という企画展を拝見しました。

展示室の中には、表千家お家元の茶室「不審庵」が再現されており、空間の大きさを体験することができます。

また、こちらの施設は入館料に呈茶が入っているのです!

さらにさらに、申し込むと、自分でお茶を点ててみる体験もできます(教えていただけます)。

学生たちの感想から一部を紹介します:

「お湯の量や粉の量、お茶をたてるといった単純な一連の作業にみえますが、ちょっとでもズレると味の濃さなどが変わるのでちょうどよくするのがとても難しかったです」

「博物館教育的な観点から考えると、このような体験型の取り組みは来館者への教育効果として良いと感じました」

「久しぶりのお抹茶はとても美味しかったです。自宅だと、ちゃんとしたお茶碗を集めたり、お抹茶の粉が飲みきれなかったりと、少しハードルがありますが、表千家北山会館に行くと表千家の方が点ててくださったお抹茶がいただけて、とてもいい体験になりました」

前期に続いて、後期も見学を予定しています!

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