こども教育学科
特別支援教育に関する実際的な学び
2023-08-01
学科のまなび
ブログをご覧の皆さんこんにちは。こども教育学科で特別支援教育を担当している太田です。今日は特別支援教育に関する実際的な学びの紹介を2つ行います。
まず1つ目です。
先日、肢体不自由者教育論Ⅰと知的障害者教育論Ⅰの授業研究の演習を目的に、京都市立北総合支援学校を訪問させていただき、学校の概要説明と校内見学の後、中学部と高等部の授業を参観させていただきました。いつもお世話になっています。ありがとうございます。大学での授業で、これまで様々な学びをしてきたのですが、昔から「百聞は一見にしかず」と言う通りで、コメントカードには多くの新鮮な体験と学びが述べられていました。
次に2つ目です
特別支援教育のテーマとするゼミでの学びを少し紹介します。特別支援教育は、学習指導要領等をもとにして、それぞれの学校等やこどもの実態・課題に応じて、適切な指導と必要な支援が行われているところです。と言う事は、定型があるわけでなく、地域や学校等による様々な違いが出てきているのも事実です。
そこで近年学校現場に増加している日本語指導の必要な外国籍や日本国籍のこどもを対象に、どのような教育対応が必要なのか、文部科学省発行の資料を、オントロジーという手法を参考に分析しました。詳細はここでは述べませんが、グループに分かれて、キーワードを分析して関連付けた成果をみんなに紹介しました。(写真は3つのグループの発表の様子です。)
こうした学びが卒業論文作成だけでなく、卒業後に保育者や教員として現場に立った時、役立つことを祈っています。
太田容次