国際日本文化学科

プティジャン版資料に関する研究調査を行いました。

2023-02-16
研究

さる2月10日から14日まで、学内助成金を受けた4名の教員(中里郁子准教授研究代表、岩崎れい教授、朱鳳教授、吉田朋子准教授共同研究)が長崎でプティジャン版資料調査を実施しました。今回は主に『玫瑰花冠記録』の編纂と挿絵に関わったベルナール・タデー・プティジャン神父(Bernard-Thadée Petitjean,1829−1884)とマルコ・マリ・ド・ロ神父(Marc Marie de Rotz, 1840−1914)の足跡をたどりながら、関連の教会、修道院、博物館、資料館等を訪ねて、資料調査と収集を行いました。

写真1

写真1は長崎純心大学博物館です。ここで森松次郎が書写したと言われた『玫瑰花冠記録』を見せていただきました。 

写真2
写真3

写真2と3はお告げのマリア修道会を訪ねたときのものです。ド・ロ神父が手かげた貴重な教理画5点を拝見させていただきました。

写真4

写真4は大浦天主堂キリシタン博物館内で撮ったものです。学芸員の方から、プティジャンとド・ロに関連のある書物、手紙などの原典資料を見せていただきました。 

3月2日に大学主催の「研究プロジェクト2023発表会」で今回の資料調査の中間報告を発表する予定です。

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