社会情報学環

高大連携授業「AIとデータサイエンス超入門」を行いました

2024-02-20
学科のまなび

2024年2月16日、京都ノートルダム女子大学にて、ノートルダム女学院の高校2年生を対象に、身近なデータを使って、AIやデータサイエンスを体感してもらう授業を行いました。

今回の授業のテーマは、大きく2つ

  • AIの頭脳ともいえる「機械学習」のしくみを学ぶ
  • データサイエンスの可視化の代表技術「ワードクラウド」を学ぶ

です!

「機械学習」のしくみについては、チョコレートのお菓子「きのこの山」と「たけのこの里」を見分けるAIアプリを使って、実際に実験を行いました。

実験中は、皆さん真剣そのもの。撮影時の背景やまわりのビニールの有無など、撮影にも気をつけて、チョコの画像判定をしてくれました。

連携授業のちらし

その後、そのアプリがどのように作られているかの説明を受け、なぜ、アプリが間違ったのか?どうすれば、もっと賢いアプリを作ることができるのか?を講師と生徒が一緒に考えました。

結果はどうなったかな?なぜ間違えたんだろう?
アプリは正しく判定してくれるかな?

2つ目の「ワードクラウド」は、ノートルダム女学院のイメージをワードクラウドで表そう!というのが最初の実習です。

生徒のみなさんは、思い思いのワードを選び、ノートルダム女学院を表すワードクラウドを作ってくれました。その後、実際のテキストを使って「自然言語処理」という言葉をコンピュータで扱う技術についての説明を受けました。

1時間半という授業でしたが、自分で手を動かしたり、友達と一緒に考えたりすることで、あっという間に時間が過ぎました。

AI、データサイエンスと聞くと、難しい技術の話と思われがちですが、身近な材料やデータを使うことで、高校生にも楽しく学べるよう、今後も創意工夫した授業を実践するのが我々の目標です。

ノートルダム女学院の生徒の皆さんがこの授業をきっかけに少しでも情報に興味を持ってくれたらうれしいですね。

過去のブログサイトはこちら

Scroll up