社会情報学環

授業紹介 〜社会情報概論 その2〜

2024-07-05
学科のまなび

こちらのブログで紹介した「社会情報概論」の授業紹介の「その2」です。

「社会情報概論」は、学科横断の先生方が情報に関連したさまざまな社会問題や事象について、問いかけ、洞察する授業です。今回も、5月の後半から6月の授業の内容を、ある1年生の学生の感想を通じて、ご紹介しましょう。

第7回 これからのキャリア(濱中先生)

 この授業で、私の印象に残ったことは、自分で機会をつくり、何事にも挑戦してみることがキャリア構築に繋がるということです。新しいことに挑戦することに勇気が出ない人は、挨拶やメールの返信など、日ごろからできる簡単なことから始めることができると学びました。将来何がしたいのか、何が好きなのかについて今のうちから考えたいです。

第8回 装いの社会・心理的機能(牛田先生)

 この授業では、服装や化粧、髪型など、見た目によって、相手から見た時の自分の印象がどのように変化するかについて学びました。牛田先生が澤田知子さんの作品を紹介した際、同じ人なのに髪型や服装によって違う人に見え、外見を少し変えるだけで印象が変わることに驚きました。また、近年は多様性が認められるようになったため、綺麗の概念は、人それぞれということを改めて考えることができました。

第9回 家族研究と情報・データ(青木先生)

 家族研究という分野について、学びました。子どもは小さくて可愛いという概念が現代の私たちにはあるけれど、「子どもという概念」はある時期に誕生したことを絵画を通して知ることができ、とても興味深かったです。また、家族という点で、家事や育児は女性がするものとして捉えられることが多いですが、両親が協力しあうことが良い家族の構築に繋がると思いました。

学生と青木先生との活発な議論の様子
第10回 インターネット空間の社会学(吉田先生)

 私がこの授業で印象に残ったのは、各人の「アプリとそれを作った人物について」の事前学習結果をグループ活動で共有したことです。活動を通して、今回調べたアプリのほとんどの開発者が大学生であったり、Pythonで作ったなどという共通点があり、非常に驚きました。それと同時に、プログラミング言語を学ぶのがより、楽しみになりました。

第11回 情報モラル・デジタルシティズンシップ(神月先生)

 この授業では、現代のインターネットの使用におけるモラルについて学びました。近年では、0歳や3歳の時からスマホやタブレットを使っている子どもが多く、インターネットの危険性や使い方についての知識がないまま、デジタル機器を使用していることがわかりました。知識がないと、大人だけでなく子どもでも犯罪やイタズラに手を出して、犯罪者になってしまうため、スマホやタブレットの使用について利便性と危険性を学ぶことは大切だと感じました。

7月の授業は…

前期もあと数回を残すのみとなりました。オムニバス形式の授業は今回で終了です。次回からは、より実践的な「生成AI」を使った授業となります。最終回は学生のプレゼンもあります。次回の投稿もお楽しみに。

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