社会情報学環

WiDS TOKYO @Yokohama City University 第6回シンポジウム

2024-04-08
学科のまなび

WiDS TOKYO @Yokohama City University

3月13日、毎年国際女性デーにちなんでその前後に開催される「第6回 WiDS TOKYO@Yokohama City Universityシンポジウム」に登壇しました。

WiDS(Women in Data Science)は、米国スタンフォード大学 Institutefor Computational & Mathematical Engineering を中心とする性別に関係なく、データサイエンスの分野に若い世代を誘うことを目的としたプロジェクトで、世界中にアンバサダーがいます。

日本では、アンバサダーの小野陽子先生が中心となり、データサイエンス領域で活躍する女性たちを主体とした事例の発表・討論等を積極的に行っておられます。

ホームページはこちらをどうぞ。

シンポジウムの案内

本学の教員が登壇した理由は、

  • 今回WiDSが、Wolfram Research Inc.と共同で開発したデータサイエンス教材は、本学の「AIとデータサイエンス入門」の授業で使われている教材の一部がベースになっている

ためです。本学は、一昨年度、Wolfram Research.Inc.と産学連携協定を締結し、Wolfram言語を使ったデータサイエンス授業の教材開発を行ってきました。そのノウハウがWiDSが開発された教材に活かされています。

データサイエンスは、数値や理論中心の堅苦しい学問という印象になりがちですが、食べ物や自然など、より身近かな題材を用いて、誰でも楽しくワクワク楽しめるような教材の必要性をWiDSは訴えています。この考え方は、本学のデータサイエンス教育にも共通する理念です。本学もまた、AIやデータサイエンス教育は専門家だけでなく、一般の人々に楽しく体験してもらうべきだという考えから、昨年度はDXリカレント講座という市民講座を開催しています。(関連ブログはこちらから)

 本学の学生が奨励賞を受賞!

さて、本シンポジウムでは、恒例行事として「データサイエンスを使ってSDGsの諸問題を解決する」というテーマでライトニングトーク・コンペティションを開催しています。

今回は全国各地から約200チームの応募があり,その中から本学の社会情報課程の松下さんが奨励賞を受賞しました。「データを使って全ての人に平等な教育を!」という身近な社会課題に対して、学生当事者目線で分析、解決方法を提案したことが高く評価されました。

先日、WiDS Tokyo@ Yokohama City Universityアンバサダーの小野陽子先生に代わって、本学の学長から賞状が授与されました。以下は、授賞式の様子です。

授賞式の様子

松下さんのコメントは以下の通りです。

「奨励賞を頂くことができ、とても嬉しいです。WiDSを通して、データを根拠に自分の意見を述べると、説得力が増すということを実感しました。今回のライトニングトーク・コンペティションの経験を活かし、さらにデータサイエンス分野の学びを深めていきたいです。」

受賞おめでとうございます!

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