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こども教育学科「環境教育」の授業で「泥だんご作り」を学びました!
2023-06-01
お知らせ
5月30日(火)、こども教育学科「環境教育」の授業で、水野克己先生を代表とする、大阪大学の乾徹教授、長崎大学大学院の大嶺聖教授、
大阪大谷大学の地下まゆみ教授ら、粘土科学や地盤工学がご専門の先生方から、環境教育やこども教育としての「泥だんご作り」の実践について教えていただきました。
水野先生は泥だんご作りについて「粘土の香りや手触りを楽しむなかで、子どもの五感が育つ。家族との泥だんご作りを通して、 こどもの心を育てる教育ができる」とお話されました。
また、この授業は持続可能な開発のための教育(ESD)の側面を持ち、「大幸工業株式会社」のCSR活動の一環として開催されたものです。
授業では泥(粘土コロイド)の性質や、「親水性」「疎水性」などの特長について説明があり、
泥が持つこれらの特長が、生命の誕生と進化に関わることを学びました。
粘土コロイドは、タイルや耐火レンガなどの材料であり、その性質を理解することは地滑り、地盤沈下、地震による地盤の軟弱化など災害要因への理解にも繋がります。
当日は、こども教育学科「環境教育」の受講生および佐藤ゼミの有志、13名が参加しました。
初めての泥だんご作りがうまくいかず、なかには作り直す学生も。慣れない作業に苦戦しながら、最後はきれいな泥だんごが完成しました。
「環境教育」を担当するこども教育学科佐藤真太郎先生は、「多くの子どもたちが遊び親しむ『泥だんご』教育に、 地学や自然科学の世界観が広がっていることを学ぶことができた。子どもたちと共に「泥だんご作り」を楽しめる教育者に育ってほしい」と締めくくりました。