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【高大】聖ドミニコ学院高等学校で特別授業を行いました

2023-12-19
地域社会・高大

12月12日、19日に、社会情報課程 兼 ND 教育センター 濱中倫秀准教授が聖ドミニコ学院高等学校 (学長:柚木 洋子、所在地:宮城県仙台市)で特別授業を行いました。

特別授業に参加したのは聖ドミニコ学院高等学校 未来探求進学コースの1年生と、キャリアデザインコースの3年生合わせて37名。

学年を超えて生徒同士が積極的に議論する機会となりました。

本学ではキャリア教育の一環として、企業や外部団体と協働して『キャリア形成ゼミ』を実施しています。

今回は、嵐山商店街会長・石川様や、キャリア形成ゼミを過去受講した本学学生もオンライン中継で参加いただきながら、濱中准教授が、キャリア形成ゼミでのPBL型授業の手法を生かし、『京都・嵐山の観光課題』について高校生に問いを投げかけ、

京都を代表する観光地が実際に直面している社会問題の解決方法をともに探りました。

今回の高大連携授業プログラム内容

授業内容 補足
事前課題
  • オンデマンド動画視聴
現状の課題がどのようなものなのかを把握

第1回

  • 企業連携型授業とは何か
  • それぞれ学年混合でそれぞれ興味関心のある課題をもとに3つのグループに分かれグループワークを実施

 

  • テーマは『観光地の分散化』『ごみ問題』『観光客と地域住民との共存問題』の3つ

第2回

  • グループごとに嵐山商店街会長・石川様へご提案
  • 発表内容について石川様と本学のキャリア形成ゼミの受講生からもフィードバック
  • 質疑応答

 

聖ドミニコ学院高等学校の生徒からは既存の概念にとらわれない、斬新なアイデアが次々と出て、石川様も感心されていました。

全2回の授業を終え、「多くの1年生は今後修学旅行で京都を訪れる予定となっていると聞いており、実際に足を運んでみた際に気づくことがあると思う。その際に改めて考える機会を設けられれば、より深く社会問題への興味関心を持ち続けることができるのではないか」と濱中准教授は語りました。

今回は、オンラインと実地での指導をバランスよく織り交ぜた授業を展開することができました。

今後も聖ドミニコ学院高等学校との高大連携授業の展開を探っていきたいと考えています。

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