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【地域】葵児童館で「長周期地震動を題材としたサイエンスショー」を実施しました

2024-07-05
地域社会・高大

6月27日、地域連携協定を締結している葵児童館で、こども教育学科3年次生、佐藤ゼミの7名の学生が、“長周期地震動”を題材としたサイエンスショーを実施しました。
葵児童館に通う小学校低学年から高学年の子どもたちは、終始ショーに興味津々で大盛り上がりでした。

取り組んだ学生は「子どもたちが、長周期地震動とは何かを知ることで、緊急地震速報をよく理解し、それが避難行動に繋がるのではないかと考えています。」と話をしました。


サイエンスショー後の子供たちの感想には、「ゆれかたと たかさの ちがいについて もっと知りたいと思った。(小学校1年生)」や「遠くで地震が起こっていても、高い建物にいる時は、気を付けなければならない(小学校4年生)」と書かれ、ショーの内容をよく理解したことが伝わりました。

こども教育学科の佐藤先生は、地域と連携して実施する探究学習の過程を意識したProject Based Learning(PBL)を今後も継続的に実施していくと意欲を見せていました。

サイエンスショーの内容

題目「ゆら博士の地震のはなし」

ゆら博士役の学生が児童と共に長周期地震について考えていくストーリー。

最初に、緊急地震速報が流れた時に、どのような行動をとればよいのかを子どもたちと一緒に考えました。その後、高い・真ん中・低いの3つの高さのスポンジを建物に見立てて、高い建物が揺れる、ゆっくり大きく揺れる揺れを「ゆらゆら」、低い建物が揺れる、速く小刻みに揺れる揺れを「うぃ~」、中ぐらいの建物が揺れる、その中間の揺れを「はいはい」と表現し、実験を通して、子どもたちと共に揺れの周期と建物の高さの関係性について、楽しみながら学びました。

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