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学生と企業がコラボ!学食で楽しむ特産ふるさとグルメ
本学はキャリア教育の一環として、企業や地域と連携し、「企画力・実践力・協動力」を身につけることを目的にした「キャリア形成ゼミ」を開講しています。
このうち、学生食堂を運営する株式会社マルタマフーズ(以下、マルタマフーズ)様と連携した 「人が食で幸せになるエビデンス探求ゼミ」 では、10月中旬から下旬にかけて学生が出身地の特産料理からメニューを考案し学生食堂で提供しました。
ゼミのメンバーは、北海道出身の菊池愛花さん(生活環境学科・3年次)、福井県出身の山下優さん(心理学科・2年次)、広島県出身の山本夢乃さん(国際日本文化学科・3年次)の3名。
このゼミは『学生食堂の顧客満足度を上げる』ことを目的としており、その取り組みの一つとして、ゼミ生が自分の地元を「食」をキーワードに紹介する企画『ゼミ生特産ふるさとグルメ!』を実施しました。
メニュー開発では、学生が実際に代表料理を提供しているお店まで足を運び、味を確認するなどの調査を行った上でレシピ案をマルタマフーズに提案。提案を基にマルタマフーズで実際のメニューが検討・試作され、学食で各日限定30食として提供されました。
マルタマフーズのご協力のもと、事前の効果的なPOP戦略もあり日によっては、営業開始から1時間以内に売り切れるなど大変好評を博しました。購入者にはWeb上でのアンケートを依頼し食べた感想を収集しています。
マルタマフーズ地域連携事業開発室の碓居さまは「それぞれが取り組んだ内容がお客様にどのように受け入れられたかを購入者アンケートをとおして「見える化」ですることで、自分の仕事がまわりにどのような影響を与えたかをフィードバックされるようになっている。学生たちにとってやりがいや達成感を感じられるようになれば良い」とお話されました。
この取り組みは、学生たちが地元の魅力を再発見し、学食利用者に新たな食体験を提供するとともに、目標達成に向けた実現可能な課題解決を企業と考える貴重な機会となりました。
10月16日、17日 味噌とバター香る 道産子コーンラーメン(北海道)
10月23日、24日 幸福度No.1恐竜王国名名物 ボルガライス(福井)
10月30日、31日 海のグルメがいっぱい 安芸のたこめし(広島)
○学生のコメント
「今回の事業を通して地元に興味を持ってもらいたいことに加えて、
特産ふるさとグルメ!を通じてみんなに学食により足を運んでほしい。」(菊池・道産子コーンラーメン提案)
「北陸新幹線もあり福井県が身近になっているが、まだあまり知られていない
“隠れたグルメ”を味わってもらいたい。」(山下・ボルガライス提案)
「広島というと牡蠣や穴子のイメージが強いかもしれないが、たこめしは給食
で出てくるほど地元に定着して愛されている料理です。どことなく“懐かしさ”
も感じてもらえるメニューになったと思うのでぜひ食べてみてください。」(山本・安芸のたこめし提案)